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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】北見市仁頃町 仁頃神社

仁頃神社(にころじんじゃ)は、北海道北見市仁頃町165番地1にある神社で旧社格はなし。御祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で例祭日は9月15日。

北見から常呂・佐呂間・遠軽各方面に行くことのできる交通の要所である集落に神社はあり、ちょっと小高い丘の上にある境内はちょっと寂しさがある雰囲気でした。

仁頃町

かつては仁頃川上流の上仁頃に対して下仁頃と呼ばれた地域で、昭和27年(1952年)に仁頃町となりました。

北見市の歴史的遺産でもある「はっか」の主な生産地であった「仁頃地区」には、昭和初期にはっか商人の豪邸として建てられた「はっか御殿」や当時使用されていた蒸留記や農機具などを展示した資料館があります。

仁頃(にころ)の地名由来はアイヌ語で諸説あり、北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課「アイヌ語地名リスト」では以下の通り。
ニコ<ni-kor>樹木ある沢 〈木・を持つ〉永田方正地名解〈山田秀三補足説明〉
ニク<nikur>  山田秀三地名考
ニオ<ni-or>木・の所  松浦図はニヨロと書いた。誤記でなければこう解される。 山田秀三地名考
同リストでは「諸説あり特定しがたい。」とコメントしています。

蛇足ですが、仁頃事件というチョット笑わせてくれる出来事もありました。(仁頃事件でググってね)

大正13年測図地形図

仁頃神社

以下は、北海道神社庁サイトから。
【由緒】
 明治42年開拓入植者、伊藤万作、五十嵐助市、馬渕栄太郎の3人が杭に天照皇大神宮、大国主命と記した6月15日に奉ったのが始まり。その後、大正7年に現在地に本殿、拝殿を建立。昭和13年、森下政吉の主唱で改築の議が起き、昭和16年10月現在の社殿の落成を見ている。昭和29年2月18日に宗教法人法により知事認証が行われている。その後、仁頃神社の氏子内より神社本庁の神社として認可するよう役員会で議決し、役員が連署の上神社本庁に申請、神社本庁統理の承認を受けて昭和36年3月19日付で神社本庁包括神社になった。平成16年9月8日の台風18号により御社殿屋根が破損、早速改修期成会を設立、同年内に改修工事が完了した。平成21年には拝殿部分の屋根、土台等の老朽化が進んだことから、奉賛会を設立し、同年6月15日に工事が終了した。
【所在地】
〒090-0003 北海道北見市仁頃町165番地1
【例祭日】
9月15日
【祭神】
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
【旧社格】
なし

雨上がりなこともあり、ちょっと暗めな雰囲気が寂しさを増している

社号標(昭和27年9月15日建立)

 

石灯籠一対(建立年不明)

 

参道両脇に2本の大きなカラマツ

保存樹木カラマツ4本とかありますけど、どれのことかは不明

使われてない社務所

参道左脇に下駄から外れ捨てられた雰囲気の手水鉢(奉納年不明)

 

狛犬一対(昭和27年6月15日建立)

 

 

左側広場奥に仁頃開拓記念碑(昭和49年11月23日建立)

 

 

御朱印

御朱印は置戸神社にて受けることができ(現在は書置きのみ対応)、通常タイプと見開きタイプの書置きがありました。

 

www.moiwa-orosi.com