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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

苫前郡初山別村有明 有明八幡神社 ~源義経公を祀る神社~

有明八幡神社(ありあけはちまんじんじゃ)は、北海道苫前郡初山別村有明にある神社で神社本庁包括外の未公認神社です。御祭神は源義経公(みなもとのよしつねこう)で例祭日は9月15日。

 神社は築別川の一本北隣りの茂築別川下流域にあり道道708号有明天塩有明停車場線(通称:桜ロード)沿いにあり、向かいには真宗大谷派浄願寺、隣にはグループホーム エルムの里があります。

有明地区

 有明(ありあけ)の地名由来は和語で、もとは茂築別(もちくべつ)であったが、1941年(昭和16年)の字名改正に際して一般より募集し改名した。名称は「月を背負っても働く」との意味を込めての命名とされている。

 元の茂築別の地名由来はアイヌ語で、北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課「アイヌ語地名リスト」では、
モチュペッ<mo-cukpet> 小・築別川 〈羽幌町側の築別川と並流している兄弟のような川。築別については別掲。 山田秀三地名考
《築別川:チュペッ<cuk-pet>秋・川 〈秋に秋味(鮭)の多く上る川ででもあったのであろうか。〉永田方正地名解〈山田秀三補足説明〉》

有明八幡神社

以下は、北海道神社庁誌(1999、絶版)神社本庁包括外神社-未公認神社の項から。
【由緒】
 明治三十一年、富山県から集団で入植し、翌三十二年に小祠を奉斎したことに始まる。同三十九年、社殿を新築して郷里から御分霊を頂き祀った。昭和四年九月に現在地に奉遷された。
参考文献『初山別村史』
【所在地】
初山別村字有明
【例祭日】
九月十四~十六日
【祭神】
源義経公(みなもとのよしつねこう)
【旧社格】
-

以下は日本歴史地名大系 から「有明八幡神社」の解説から
北海道:留萌支庁初山別村有明八幡神社
[現在地名]苫前郡初山別村字有明
初山別村の南部に位置する。明治三一年(一八九八)富山県からの集団移民がこの有明地区に入植、翌年住民らにより小祠が設けられ、同三九年社殿を新築、御神体を郷里から移し、当時の字名をとって茂築別(もちくべつ)神社と称した。昭和四年(一九二九)社殿を現在地に移転新築。同一六年村の字名改称に伴い社名を変更し、現在に至る(初山別村史)。

 

 当地区には初山別村無形文化財(民族芸能)第一号に指定された有明獅子舞があります。
「有明獅子舞」は富山県下新川郡入善町から集団入植した中の一人、上田勇左エ門氏が、郷里の獅子舞を継承するために伝えられたと言われています。現在も大切に保存されている獅子一式や天狗面、衣装などは明治36年(1903年)に一度郷里を訪れた上田氏が現地で購入して持ち帰ったもので、明治39年(1906年)9月に部落の若者を集めて組織が作られ、以来100年を超える長きにわたって、伝承されています。

石灯籠の代わりなのか外灯ポール一対(建立年不明)

 

狛犬一対(昭和34年8月建立)

内生蔵 麟作とあり、内生蔵(うちうぞう、うちうぞ)は富山に多い名字で下の名は麟なのか麟作なのかは不明。

 

 

 

境内の中でも一際大きな木(樹種不明)

初山別村民芸保存会会館

境内右手に開拓五十年記念碑(裏には部落一同とだけあり建立年不明)

 

更に右手に有明栄開拓100年碑(平成9年9月吉日建立)栄地区は有明の北隣りの地区で栄神社もありますけど、なんでここに?栄と有明栄は違うのか?

 

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