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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

苫前郡羽幌町築別 築別神社

築別神社(ちくべつじんじゃ)は、北海道苫前郡羽幌町築別にある神社で神社本庁包括外の未公認神社です。御祭神は不明で例祭日は9月8日。

久しぶりに何も情報もない神社です。
築別川下流域にあたる四線道路沿いにあり、周辺は畑地や田んぼで人影も見当たらない寂しい場所ですが、神社もあることだしかつては賑わいもあったことでしょう。現在は草刈りなどの管理はされていそう。

周辺の団体入植者が創建した神社(中央神社・真彰神社・平神社・上羽幌神社・曙神社)がいづれも天照皇大神であることから当神社も多分それでしょうと予想。

築別地区

 神社のある下流域は、明治29年(1896)に羽幌・築別原野の貸付が始まってから福井や富山の団体が入植し、明治30年ころ六線のあたりに築別神社が創建されます。
その後、四線に羽幌尋常小学校分校が開校し、明治33年に築別尋常小学校と改称。
明治35年(1902)二級町村制施行し羽幌村誕生、神社は四線に遷座。

 築別川上流域には昭和の時代に繁栄し羽幌炭砿三山のうちの築別坑、羽幌坑(本坑)があり炭鉱町も存在し賑わいを見せていた時代がありました。
築別坑(昭和15年(1940)開坑)だけでも最盛期の昭和42年には6千人を超える人口を有しますが、昭和44年に大断層が見つかり築別東坑を閉鎖、翌年には築別西坑を閉鎖し11月には閉山といった急激な変化により消滅しました。

 築別の地名由来はアイヌ語で、北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課「アイヌ語地名リスト」では、
チュペッ<cuk-pet>秋・川 〈秋に秋味(鮭)の多く上る川ででもあったのであろうか。〉永田方正地名解〈山田秀三補足説明〉

築別神社

以下は、北海道神社庁誌(1999、絶版)神社本庁包括外神社-未公認神社の項から。
【由緒】
創立年代未詳。
【所在地】
羽幌町字築別
【例祭日】
9月8日
【祭神】
-
【旧社格】
-
【参考文献】
『羽幌町史』

意外と長さを感じる参道

コンクリート鳥居は平成7年8月吉日建立

石灯籠一対(たぶん昭和40年6月15日建立、平成5年9月移設と台座にある)

 

 

狛犬一対(平成5年9月建立)

 

 

左手に手水鉢(コンクリート製、奉納年不明)

 

社殿右手奥に忠魂碑(大典紀念移轉(移転)昭和3年9月)

 

さてと戻りますか

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