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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

苫前郡苫前町古丹別 『岩見の一本松』 ~開拓の歴史とともに育ち、樹齢八〇〇年を超えるイチイの巨木~

苫前の古丹別に巨木があると知り訪問です

実際目の当たりにした感想は、でっかくきれいに真っ直ぐなオンコの木だなあとしみじみ。

良いものを見ましたね。

以下は北海道開発局留萌開発建設部の「るもい風土資産カード」から岩見の一本松

岩見の一本松
開拓の歴史とともに育ち、樹齢八〇〇年を超えるイチイの巨木

 苫前町古丹別市街から国道239号を東に約2km進んだ橋の手前を右に入ると、牧草地の中に見事な枝ぶりの松の木が立っています。
地元の人たちが愛着をもって「岩見の一本松」と呼ぶこの木は、苫前町岩見地区に立つイチイの木で、樹齢800年以上、高さは12m。枝が伸びている範囲は直径約10mに及び、幹の太さは約320cmという圧倒的な存在感を見せています。

 このイチイの木は、明治29年(1896年)に開拓者が入植したときから確認されており、昭和20年代にはすでに現在の大きさにまで成長していたそうです。800年という樹齢から推定すると、鎌倉時代から存在している木であることが想像できます。

 岩見の一本松は昭和49年(1974年)3月、北海道自然環境等保全条例に基づき、記念保護樹木に指定され、さらに昭和55年(1980年)9月には苫前町の記念物にも指定されました。北海道の記念保護樹木は「由緒・由来のある樹木又は住民に親しまれている樹木のうち、郷土の記念樹木として保護することが必要なもの」という条文のもと、将来にわたって保護されるもので、留萌管内では唯一、岩見の一本松が指定されています。

 苫前町岩見地区は明治29年(1896年)に奈良県や伊勢地方、北陸各県から入植した先人たちによって開墾の鍬が入れられ、平成7年(1995年)に開拓100年記念式典が行われました。地域の人たちは、岩見の一本松に「先人の艱難辛苦(かんなんしんく)の歳月を見つめ、長く後生を守ってもらいたい」という願いを託し、心のより所にしているのです。

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