北海道ダム巡り　雨竜郡沼田町　沼田ダム

　沼田ダムは北海道雨竜郡沼田町北西部の石狩川水系幌新太刀別川に建設された、かんがい・上水道用の北海道開発局が管理するロックフィルダム。堤高44.9m・堤長395.0m、1991年竣工、ダム湖ホロピリ湖を形成する。

　当初は農業用ダムとして昭和48年度(1973)から北海道開発局が国営かんがい排水事業雨竜川中央地区１市５町の水田10,290haへの用水補給と畑970haのかんがいを目的に着工していたところ、昭和54年(1979)1月に北空知広域水道企業団が水道用水源を求めて、水道用も含める多目的ダムとする協定を締結し、平成４年度(1992)完成しました。

型式　中央コア型ロックフィルダム
堤高　44.9m
堤長　395.0m
堤体幅 8.0m

幌新太刀別川（ほろにたしべつがわ）はアイヌ語由来で『北海道の地名　山田秀三著』では、
沼田町内の雨竜川北支流。流長36キロの長い川である。ポロ・ニタッ・ペッ<poro-nitat-pet>大きい・低湿荒野の・川の意であったろう。（永田地名解はポロニタチペとしたが、語尾の処がつじつまが合わない。慣行的にペッをペで呼んでいたものか）。
とあります。