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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

余市郡余市町 明治神社

明治神社(めいじじんじゃ)は、北海道余市郡余市町入舟町42番地にある神社で、御祭神は明治天皇(めいじてんのう)、殉国の英霊六七九柱であり例祭日は9月3日。

余市市街地の国道5号から、余市川に架かる大川橋を渡った先の右側にあり、茂入山の中腹の社殿まで長い石段があります。

参拝日はちょうど例祭の前日であり、幟やらなんやら立っていて何時もより賑やかに見えます。(参拝者は皆無ですけどね)

明治神社

以下は、北海道神社庁誌(1999、絶版) 第一章、神社本庁包括神社の後志支部の項から。
【由緒】
 余市町茂入山に鎮座する明治神社は明治天皇を奉祀し、余市出身の護国の英霊六七九柱を配祀する社である。旧官幣大社以外で、明治天皇奉祀を公認された全国唯一の神社であり、また町の護国神社でもある。
 創立は大正元年7月30日明治天皇の御大葬に当たり、余市町民の遥拝式を行った際、特に斎主として誠心奉仕した時の余市神社社司鈴木重任が有志と計り大正二年六月その神籬を奉斎して社殿を茂入山上に造営、明治天皇遥拝殿と称し、往爾毎年七月三十日を祭日と定め、全町の有志を会して崇敬会を組織し盛大なる祭典を執行してきた。
 昭和十一年以降祭典を九月三日に変更、同二十二年秋の大祭に余市町出身の戦没将兵の神霊五二三柱を配祀し、爾来脱町民の秋祭として親しまれるに至った。
同三十二年五月宗教法人「明治神社」として多年の宿願を果たし新たに発足した。
その後も判明した殉国の英霊を合祀しつつ今日に至っている。
【所在地】
〒046-0011 北海道余市郡余市町入舟町42番地
【例祭日】
9月3日
【祭神】
明治天皇(めいじてんのう)
殉国の英霊六七九柱
【旧社格】

大正5年測図、昭和10年修正地形図

長い石段ですが車で上まで来ちゃいました(テヘッ

実質軽四でないと無理っぽそうな狭い山道があり、路面も泥で滑るので怖いんです。

石段の上には手水舎(手水鉢は昭和8年11月3日奉納)

 

右側に授与所?

左手には東京オリンピック記念椴松植樹の記念碑(昭和39年10月建立)

 

山岸禮三翁顕彰碑(昭和26年11月3日建立)

山岸禮三は明治9(1876)年生まれ、旧日本陸軍軍医中佐として若松衛戌(えいじゅ)病院(福島県会津若松市)、旭川衛戌病院、札幌衛戌病院の院長を歴任し、大正10(1921)年に退官後は余市町大川町に山岸病院を開業。深い教養の持ち主で余市町の在郷軍人分会長・余市郷土研究会初代会長など幅広い活躍をした人です。

 

 

社殿左隣には社務所。扉は空いており、お昼ごはんなのか留守でした。

社殿右隣には鎮魂歌碑と余市町殉国戦没者慰霊碑

 

翌日の例祭はどんな賑わいなのでしょうか?

 

 

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