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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

北斗市(旧大野町)市渡 市渡稲荷神社

市渡稲荷神社(いちのわたりいなりじんじゃ)は北海道北斗市市渡159-1 にある神社で、平成2年(1990)に国道拡幅工事により旧稲荷神社、旧川濯神社が統合されたものです。

 御祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、倭姫命(やまとひめのみこと)、木花咲夜姫命(このはなさくやひめのみこと) で例祭日は8月20日。

 創建は両社とも不明だが、旧稲荷社は享保3年(1718)再建、川濯社は文化元年(1840)再建と伝わる。
 北斗市歴史年表には「飯生神社(市渡稲荷神社)寛永年間ノ建立トイフ記録不詳(大正3年『大野村史』)」また、「市渡稲荷神社に保管されている社殿建立などの棟札10枚のうち、最も古い3枚には「寛政七年九月十四日」の日付が入っており、それぞれ本殿・拝殿・鳥居のものとして奉納されたことが記されている。」という記述もあります。

北海道神社庁誌(1999)では、「元和元年創祀。明治11年、矢不来天満宮に合祀されていたが市ノ渡地区に遷して奉斎した。」ともあります。

 旧稲荷神社のあった場所(現社殿付近)は明治元年(1868)10月の箱館戦争時には旧幕府軍の作戦本部として使用されました。

 

朱色の一ノ鳥居手前の社号標には稲荷神社・川濯神社と併記されています。

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 二ノ鳥居の前には大きな桜の木があり参拝時には満開でした。

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二ノ鳥居(安政6年(1859)建立)は北陸産花崗岩で北前船で運ばれ有川で陸揚げされたと言います。

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左:安政六年己未三月吉日

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右:奉寄進 世話人 益・賀兵衛・市蔵・當村若者中

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江差山道説明板と神社説明板

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手水舎

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石段上右側の古い手水鉢は割れてバラバラにならないように縛られています。

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狛犬 丸みのあるスタイル

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社殿左側直ぐ側に国道があり、国道が出来る前の神社高台は川のそばまで左側に続いていたとみられる。

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