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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】茅部郡森町 森町稲荷神社

森町稲荷神社(もりまちいなりじんじゃ)は北海道茅部郡森町字御幸町191にある神社で、神社本庁に属さない北海道神社協会の神社です。旧社格は郷社。御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で例祭日は8月9日。

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森町

 森町(もりまち)は北海道でも唯一の ”ちょう”と呼ばず ”まち”と呼ぶ自治体で、地名の由来はアイヌ語の和訳の、オニウo-ni-us-pet>{川尻に・} 木・群生する《上原氏は「オニウシ。樹木の繁ると訳す。」と書いた。街の西を流れる鳥崎川がオニウシペッ(o-ni-us-pet)と呼ばれ、それが下略されるか、あるいはpetの代わりに-iを付けるかしてオニウシと呼ばれ、それが訳されて「森」となったのであった。》

 このあたりは古くから縄文文化が栄えていた場所で、2003年(平成15年)高速道路の工事前の発掘では道内最大とされる環状列石を始めとする縄文時代後期前半(約4,000年前)の遺跡(鷲ノ木遺跡)が発掘されたこともありましたね。

森町稲荷神社

詳しい由緒は分かりませんが、『鎮座300年の歴史と伝統をを迎えた神社であり、「正徳年間(1711~1715年)函館の角屋吉右衛門が森村(当事)の柳原に氏神として小さな祠を安置したことにはじまる」という記録があるが、実際はもっと後年の創建と推定される。明治9年10月に郷社となり、間もなく神社の移転改築が決定。明治17年に拝殿、翌年に本殿が現在地に新築される。現在の社殿は神明造り。』とあります

大正4年測図、昭和3年鉄道修正地形図

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 旧街道に面して社号標と奥に続く参道

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途中に赤い一ノ鳥居

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石段上の二ノ鳥居

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森三吉神社の前身となる明治20年に建立された8尺8寸の石碑(刻名・三吉神社)

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小さい狛犬(明治19年3月建立)と奥に大きい狛犬(明治●8年8月)

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手水舎にあるかなり立派な手水石(昭和15年11月)

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三ノ鳥居

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狛犬

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古い社号標(森町●●稲荷神社、多分郷社を削り取った?)

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さざれ石

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手水石

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神輿殿 中には金色に輝く神輿があります

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御朱印

 裏参道にある鳥居をくぐると大きな駐車場があり、拝殿左には社務所があります。参拝時には、社務所が閉ざされていて誰もいないのかと、住宅側玄関のチャイムを鳴らしたら家族の方が在宅していたのでホッとしました。

 社務所側へお回り下さいと言われまた戻りますが、社務所窓にチャイムがあるのに後で気がつく始末です^^;

御朱印ありがとうございました。初穂料は300円。

 帰り際に、家族の一人が奉職している神社(山越内諏訪神社)が有るので、どうぞお参り下さいと言われ、帰り道に伺いますと言い向かうことに。

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史跡 明治天皇 森 行在所(あんざいしょ)跡

森稲荷神社参道入口の旧街道左側にある明治天皇が行幸された際に宿泊された跡だそうです。

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史跡 明治天皇森行在所跡
 明治14年(1881)9月5日、明治天皇が北海道御巡幸の際に森桟橋より上陸の後、行在所として指定された、家主阿部重吉が経営する旅館に御一泊され、翌6日に陸路により函館に向かわれました。
 行幸時の随行員は数名の親王の他、当時の開拓長官黒田清隆ら三百余名で、森村始まって以来の大行列でありました。
 行在所であった頃の建物は残っていませんが、跡地には当時のままの庭園が残っており、行幸時に記念樹として命名された「とのの松」という老松が現存しています。
平成6年7月 森町教育委員会

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