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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】亀田郡七飯町大川 一本栗地主神社

一本栗地主神社(いっぽんくりじぬしじんじゃ)は北海道亀田郡七飯町大川9丁目1-19にある神社で旧社格はなし。御祭神は大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)、高龗大神(たかおかみのおおかみ)、闇龗大神(くらおかみのおおかみ)、河野加賀守政通公(こうのかがのかみまさみちこう)で例祭日は7月26日。

※龗(おかみ)は龍の古語であり、龍は水や雨を司る神として信仰されていた。「闇」は谷間を、「高」は山の上を指す言葉である。

 境内にはこの神社が出来る元となった推定樹齢600余年という超巨大な栗の木があり、現在はかなりの老木であることから生きている部分が少なく、葉が出ている木は隣のハギキリとクワノキの葉っぱです。

 由緒では河野加賀守政通は、1457年のコシャマインの戦いで亡くなったように書かれていますが明確な資料はなく、1512年のショヤ・コウジ兄弟の戦いのときも嫡男季通が父政通と娘で3歳の蔦姫(後に蠣崎季広の正室となり、松前慶広を産む)を松前に逃したというのもあり、あやふやなところです。

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一本栗地主神社

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 「七飯の一本栗記念保護樹木」(昭和49年3月30日指定)
 この木は樹齢600年とも1000年とも伝えられ、樹高約15m、直径約1.5mありクリとしては誠に珍しい大樹です。
 15世紀半ば、ちょうど応仁の乱の10年前、長禄元(1457)年に起きたアイヌ民族と和人が戦った「コシャマインの戦い」ではこの樹の周辺が激戦の地となり、(函館山山麓に「函館」の名前の由来となった箱形の館を築いた)河(こう)野(の)加(か)賀(がの)守(かみ)政(まさ)通(みち)ほかその戦いで最期を遂げた多くの武将や明治維新最後の内戦の箱館戦争で敗れた兵士たちの御霊が宿っていると伝えられ、今も栗の木は横に生い繁るハリギリの木とクワの木に支えられながらも花を咲かせ実を成し人々から大切にされています。
 本神社はその北海道開拓の基礎となった英魂を顕彰し、昭和43(1968)年北海道開拓100年の年に建立されました。
 今も伝説に由来するご神木として地域住民から信奉されています。
【所在地】
〒041-1122 亀田郡七飯町大川9丁目1-19
電話 0138-65-4444 FAX 0138-65-1173
【例祭日】
7月26日
【祭神】
大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)
高□大神(たかおかみのおおかみ)
闇□大神(くらおかみのおおかみ)
河野加賀守政通公(こうのかがのかみまさみちこう)
□=おかみ(おかみ)
【旧社格】
無し

 

手水舎

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御神木であり、神社名にもなっている栗の巨木は朽ちた部分が切り落とされて、もうそろそろ枯死する日も近そうです。

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昭和43年頃の様子 七飯町歴史館発行誌から

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近くで見ると圧倒されるくらい大きいですよ。

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何の岩かは分かりません

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境内社:赤沼神社(御祭神は不明だが函館赤沼には龍の伝説があり、それらが祀られていそうです)

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御朱印

参拝後に社務所に向かうも誰もおらず、翌日に再訪問しても居なかったので、丁寧に書いたつもりの手紙と、初穂料とスマートレターを大きな封筒に入れて郵便受けに投函しました。

後日、丁寧なお詫び状とともに御朱印が2枚入っていて、午前と午後のバージョンとのことですが、説明がなかったのでどっちが午前でどっちが午後なのか分かりません(笑)

御朱印ありがとうございました。

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多分予想では左が午前で、右が午後の予感。 

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