【御朱印】久遠郡せたな町瀬棚区　事比羅神社

事比羅神社（ことひらじんじゃ）は、北海道久遠郡せたな町瀬棚区三本杉34番地1号にある神社で旧社格は郷社です。例祭日は9月10日。大物主神(おおものぬしのかみ)を祀っています。（海上交通の守り神として尊崇される讃岐の金刀比羅宮（金比羅神社の総本宮）と同じです。）

　昔はニシン漁で栄えた瀬棚ですが現在は北檜山に行政の中心が移動しているので衰退していってますね。瀬棚港の北の海岸に突き出ている三つの岩が三本杉岩で太古の時代に噴火した火道の名残と言われています。

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旧瀬棚町

　旧瀬棚町（きゅうせたなちょう）は、2005年（平成17年）9月1日に旧久遠郡大成町・旧瀬棚郡瀬棚町・旧瀬棚郡北檜山町の3町の新設合併により、久遠郡せたな町が出来て合併特例区の一つ「瀬棚区」となりました。せたな町の本庁舎は旧北檜山町役場に置かれ、町名がせたな町に引き継がれています。

　地名由来はアイヌ語の「セタルペシュペナイ〈seta-rupespe-nay〉（犬が泳ぎ渡る川）」が略された「セタナイ〈seta-nay〉」から。

　江戸時代には松前藩によるセタナイ場所が開かれていてアイヌとの交易を行っていました。

1880年（明治13年）戸長役場設置により瀬棚村となります。
1897年（明治30年）利別村（現：今金町）が分村。
1902年（明治35年）東瀬棚村（北檜山）が分村。
2005年9月1日北檜山町・久遠郡大成町と合併し、久遠郡せたな町となる。

　かつては1932年（昭和7年）に全通した国鉄瀬棚線が走っていたが、1987年（昭和62年）3月15日に廃止。町内には瀬棚駅が置かれていました。

大正6年測図、昭和8年鉄道修正地形図　国鉄瀬棚線と瀬棚駅が見えます

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事比羅神社

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
　瀬棚郡(現瀬棚町･北桧山町･今金町)草創の神社であるが､創立年月は不詳である。天保9年､松前福山唐津内町の平田与三右ェ門が再建している。明治9年郷社に列し､同年12月に本殿方9尺､拝殿間口5間奥行3間の社殿を御造営､以後人家急増し境内の人馬の往来が激しくなり､境内地として適当でないとして明治25年12月6日､総代､祠掌ら7名の連署をもって隣接地に転社を出願。明治28年7月19日許可となり､同年9月10日社殿造営し現在地に遷座した。昭和10年7月28日社殿改築(本殿､幣殿､拝殿､神輿所､神饌所)造営され､今日に至っている。

【所在地】
〒049-4821　久遠郡せたな町瀬棚区三本杉34番地1号
電話　0137-87-3010　
【例祭日】
9月10日
【祭神】
大物主神(おおものぬしのかみ)
【旧社格】
郷社

社号標　背後に見える山は立象山と言い、展望台があって車で登れますが、神社脇にも登山道があります。

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