page contents

藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】虻田郡ニセコ町 狩太神社

狩太神社(かりぶとじんじゃ)は北海道虻田郡ニセコ町字本通218番地にある神社で旧社格は村社。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、保食神(うけもちのかみ)、埴安姫神(はにやすひめのかみ)、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)で例祭日は9月10日。

ニセコ町にあるのに神社名の狩太(かりぶと)とはなんぞよ?って思う方も多いとは思いますが、明治34年に真狩村から分村したときに出来た村名で神社創建時には狩太村でありました。

ニセコ町

 ニセコ町はニセコ連峰にあるスキー場や温泉などのリゾート地が有名で、近年は外国資本による開発が著しいイメージがある街です。1980年(昭和55年)までは人口減少が続く町でしたが、2000年代に入るとリゾート開発の影響もあり移住者や外国人居住者による人口増に転じています。

1895年(明治28年) 清川孫太、岩上判七らが西富に入地する。
1897年(明治30年) 虻田村より分村し、真狩村の区域に入る。
1901年(明治34年) 真狩村より分村独立。真狩村字真狩別太から「狩太村」と命名され、現在の字元町に役場を設置。
1904年(明治37年) 松岡陸三、社地700坪を献じ神社奉斎(狩太神社の始まり)。北海道鉄道函館本線開通。
1950年(昭和25年) 町制施行される。
1964年(昭和39年) 狩太町から「ニセコ町」に改名。
2001年(平成13年) ニセコ町開基100年。

 ニセコ町への変更は、1963年(昭和38年)ニセコアンヌプリ一帯が「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」指定されたのがきっかけで町名改正の機運が高まって翌年に全国で2番目のカタカナ町名が誕生しました。

 ニセコの地名由来は、代表的な山であるニセコアンヌプリの名前の一部をとったものであり、アイヌ語でニセイ・コ・アン・ヌプリ<nisey-ko-an-nupuri>ニセイコアンペッ川の・山(川の上にある山なので、川名によって呼ばれたものであろう。ニセイコアンペッ川は「絶壁・に向って・いる・川」(知里博士見解)か「峡谷・に・ある・川」の意味だろう。)

 元の狩太村の地名由来は真狩太(まっかりぶと)、アイヌ語ではマ・カリ・(ペ・プトゥ<mak-kari-(pet)-putu>奥の方で曲がる川の口(真狩川と尻別川の合流点のことでpet(川)を省いて呼ばれていたのであろう)

大正6年測図地形図 狩太村とありますね。

狩太神社

以下は、北海道神社庁サイトから。
【由緒】
 明治29年開拓当時岩手県人松岡陸三の奉斎による。明治37年社地700坪を献じて神社(社殿)を建立す。大正4年11月5日神社創立を出願、大正5年5月許可を得て本神社の創立を見るに至る。大正14年7月21日社殿改築の許可を得同年9月7日現在の神明造に社殿落成。その後村民の崇神年毎に篤く基本財産造成境内地拡張により大正15年8月22日村社に列格。昭和3年9月7日神饌幣帛料供進指定神社となる。終戦後国家管理をはなれ、昭和28年宗教法人となり現在に至る。
【所在地】
〒048-1502 北海道虻田郡ニセコ町字本通218番地
電話番号 0136-44-2732
【例祭日】
9月10日
【祭神】
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
保食神(うけもちのかみ)
埴安姫神(はにやすひめのかみ)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
【旧社格】
村社
【合併により合祀された歴史をもつ御祭神】
菅原道真公 昭和17年9月合祀

一ノ鳥居(鋼製)の前には社号標と総鎮守碑があります。

右側の社号標(村社狩太神社、昭和12年9月建之)

 

左側の総鎮守碑(狩太總鎮守、昭和10年9月建之)

 

台座が立派な由緒書

由緒書の後ろには自然石の手水石

鳥居前の狛犬一対(昭和12年6月建立) ちょっと扁平気味のお姿

 

鳥居を過ぎて石灯籠一対(大正5年9月建立)

 

 

ちょっと長い参道

二ノ鳥居(鋼製)

右側には初老記念碑

左側に百度石と大きな岩2つ(長寿記念とあり日高石2個、昭和50年10月奉納)

 

手水舎(水盤は昭和2年?9月奉納)

 

石灯籠一対(昭和26年初老とあります)

 

狛犬一対(昭和17年8月建立) 夫唱婦随とあり「夫婦の仲がとても良いこと」という意味

 

 

社殿右側に大正神社の碑と小さな石のお社(●●神と書いてあるが判読できず)

 

奥にはちょっと不気味な石のお社(北野大神鎮座記念、還暦記念、紀元二千六百年記念)

 

大きな自然石と標柱(奉納 木花之開耶姫 鎮座)

地神塔

開墾碑(昭和8年9月建立)

 

土俵

御朱印

二ノ鳥居を過ぎた右側に社務所があり授与窓口にて戴けます。

初穂料は500円。

御朱印ありがとうございました。

 

www.moiwa-orosi.com