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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】函館市谷地頭町 函館八幡宮

函館八幡宮(はこだてはちまんぐう)は、北海道函館市谷地頭町2番5号にある神社で旧社格は国幣中社、現在は別表神社。御祭神は品陀和気命(ほんだわけのみこと)、住吉大神(すみよしのおおかみ)、金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)で例祭日は8月15日。

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 函館市史 通説編1では、函館八幡宮の創建年について述べた箇所があり

以下のとおりです。

 箱館八幡宮 文安2(1445)年、河野政通が宇須岸館の東南隅に鎮護の神としてまつり、アイヌ騒乱で一時赤川に移ったといわれているが、河野政通の渡来年代とは相違している。『蝦夷実地検考録』には慶安年間、巫子伊知女創祀、正徳5(1715)年神職菊池惣太夫の時再営したとあり、更に『福山秘府』には「造立相知れず」と記されている。いずれにしても江戸前期には河野館の跡にまつられており、宝永5(1708)年には造り替えられたと伝えられている。

 また、明治の始まりの頃には社格問題で札幌神社(北海道神宮)及び亀田八幡宮と争った時期もありました。箱館の崇敬社としての位置争いで、函館八幡宮より古くて伝統のある亀田八幡宮と争いになりましたが、開拓使の裁断により氏子数も多く北海道総鎮守を名乗っていた函館八幡宮に軍配が上がりました。明治6年には幕末以来「箱館総社」「蝦夷地惣鎮守」と声高々に名乗っていた函館八幡宮ですが、開拓使の命により札幌神社が北海道崇敬社となることで函館八幡宮には旧来の称号を全廃するよう命じました。

函館八幡宮

以下は北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 社伝によると後花園天皇文安2年(1445)亀田郡の領守河野加賀守政通が、函館に館を築いた時、その東南の隅に八幡神をお祀りしたと伝えられ、それは現在の元町、公会堂前あたりであったと言われている。永正8年河野一族蝦夷に館を陥され亀田郡赤川村に動座慶安年間巫女伊知女が赤川村より凾館元町に奉遷、寛政11年幕府は東蝦夷を直轄とし、奉行所を置くに至り、本宮はその用地なるを以て文化元年幕府の費用を以て会所町に奉遷、明治13年更に谷地頭に奉遷申し上げ現在に至っている。明治10年5月28日国幣小社に列格し、同29年10月19日国幣中社に昇格した。現在の社殿は大正4年に竣成したもので「大正式八幡造」の代表作と言われ、社殿の形式は聖帝八棟造りで、聖帝造(日吉造とも言い藤原時代の寝殿造の後方の一間を切り取った形)に、八棟造(権現造とも言い本殿と拝殿とを中殿で連結)を併せた実に森厳にして優雅である。

【所在地】
〒040-0046 函館市谷地頭町2番5号
電話 0138-22-3636 FAX 0138-22-5316
【例祭日】
8月15日
【祭神】
品陀和気命(ほんだわけのみこと)
住吉大神(すみよしのおおかみ)
金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)
【旧社格】
国幣中社

【社宝等】
社殿(「聖帝八棟造り」大正4年)
大神輿「函館市文化財指定」(「八角造り」明治27年)
神額「神威」閑院宮載仁親王殿下御染筆
その他 開道百年道指定樹木 大欅

【特殊神事】
大神輿による石段134段かけのぼり神事
【境内外末社】
鶴若稲荷神社(つるわかいなりじんじゃ) 倉稲魂命(うがのみたまのみこと)

 一ノ鳥居 これをくぐった右側に小さい駐車場あり。

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石段途中に二ノ鳥居

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結構ありますねぇ。

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三ノ鳥居

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手水舎 水盤には表:奉献 △アミラン漁網 裏:大漁祈願 昭和二十九年五月 願主岡本康太郎

 函館経済界の重鎮で函館商工会議所の会頭も努めたウロコの愛称で市民に親しまれた函館製鋼船具株式会社の創始者で、本道漁網販売業界の巨商、岡本康太郎の奉納でした。日付が昭和29年5月となっていますがこのあと昭和29年12月19日、81年の生涯を閉じました。

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北洋漁業再開に依る函館漁業無線局開設 十周年記念碑

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筆塚

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句碑

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御神木 函館八幡宮の大欅(おおけやき)
 弁天岬台場と五稜郭の築造に功績のあった松川重明は、その郷里越後からマツ、スギ、ケヤキなどの苗木を取り寄せ、函館公園付近から谷地頭一体に植栽しました。このケヤキもその内の一本で、当時、谷地頭にあった同氏の別邸の背後の斜面に植栽されたものと思われます。
樹 種    ケヤキ
樹 齢    150年以上(推定)
所在地    函館市谷地頭1 函館八幡宮境内 
所有者    函館八幡宮
幹周り    330cm
樹 高    26m
保護制度    北海道記念保護木
その他    解説板あり

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屋根の曲線美が素敵ですね

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狛犬(大正11年までしか判読できませんでした)

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神輿殿

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函館八幡宮FBから拝借

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摂社 鶴若稲荷神社

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御朱印の見本が貼られています

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御朱印

社務所や社殿のある最上段まで来ることができる道路があり、広い駐車場もあります。

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社務所窓から若い巫女さんに御朱印のことをお願いすると、番号札を渡され中でお待ち下さいと告げられます。(ちょっと冷たい対応の方でした)

初穂料はお気持ちでと書いてありながら、きっぱりと300円ですと言われましたよ。

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御朱印帳のデザインが2月から変わったようですが、買えばよかったかな?とちょっと後悔。初穂料は1500円(買っていないので朱印料は含むかどうかは不明)

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 」の文字が鳩文字でラッキーでした。書き手によって字体が違うから、こればかりは運ですね。

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