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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

標津郡標津町 旧標津駅転車台とC11 224

根室標津駅は1937年(昭和12年)10月30日に国鉄標津線の終着駅として開業しました。

 戦時中は知床半島北側の根北線斜里駅と結ぶべく、根北峠を含む全長およそ57 kmが突貫工事が行われましたが、実際に完成したのは斜里町内の斜里駅 - 越川駅間の12.8 kmのみで、未成区間は現在も橋脚などが残っています。

 駅には機関庫に向かう引込線に転車台(ターンテーブル)があって、間近で見られるのも珍しくいい経験です。

 そばに置いてあるC11 224号機は数年前までは200m程離れた標津町文化ホール横の公園にありましたが、屋根もない露天状態で保存状況も悪くこのまま朽ち果てるかと思ったら、地元有志による保存会ができクラウドファンディングを活用して転車台の場所まで移設しました。

 北海道で静態保存されているC11機関車は4両あり、その内の1両がこの地にあります。すでに訪問した1両は釧路市阿寒町にある旧雄別鉄道のC11 65号機です。

釧路市阿寒町上阿寒 阿寒自然休養村野営場のC11 65 - 藻岩颪に豊河の流れ。

 

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1978年(昭和53年)ころの空中写真には駅舎南側に転車台が写っていますが、すでに線路や機関庫や給水塔などの施設はありませんね。

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転車台(ターンテーブル)は人力で回します

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かつて機関庫があった方向

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本線からの引込線の方向

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機関車はクリスマス用なのでしょうか電飾で飾られています

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ピストン室下部は腐食で穴が空いていますね

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スノープラウは片押し式です

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番号は210とあり車両番号と合いませんので他の車両からの転用でしょう。

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