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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

上磯郡木古内町札苅 西野神社

西野神社(にしのじんじゃ)は、北海道上磯郡木古内町札苅322にある神社で旧社格は村社。御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)で例祭日は8月18日。

国道228号の札苅郵便局のそばに神社はあり、参道はまっすぐに見えて実は微妙に曲がっています。社殿は奥の海岸段丘上にあってその裏手には閉校した旧札苅小学校の敷地が広がっています。

札苅地区

 かつては札苅村(さつかりむら)であり木古内村の北東に位置し、1824年(文政7年)の上原熊次郎「蝦夷地名考並里程記」に「夷語シラッカリなり。磯の端と訳す。此所海崖磯ありて、夫より喜子内、知内迄の内磯なきゆへ地名になすといふ」とある。1702年(元禄15年)の元禄郷帳の「従松前東在郷并蝦夷地之覚」に「しやつかり村」、1727年(享保12年)享保十二年所附に「一 志やつ狩村 こふれ 此辺しなの木沢迄一里 橋こふれ」、1731年(享保16年)の津軽一統志の「松前より下狄地所付」に「さすかり」とあり、「川有 是迄三里 是より狄あり」と記される。家四、五軒があった。1834年(天保5年)天保郷帳(松前嶋郷帳)の「従松前東在」に村名がみえる。

1902年(明治35年)に上磯郡木古内村、釜谷村、泉沢村、札苅村(さつかり)が合併し上磯郡木古内村となり札苅村は消滅した。

札苅(さつかり)の地名はアイヌ語で、シラットゥカリ<shirar-tukari>岩の・手前、シラット゚カリ<shirattukari>岩磯のこちら側が転訛した地名。

西野神社

以下は、北海道神社庁誌(1999、絶版)神社本庁包括外神社のうち北海道神社協会の項から。
【由緒】
 元禄五年(一六九二)の創始。明治八年に村社に列せられる。同二十六年十月には社殿が新築され、大正九年七月十八日には神饌幣帛料供進神社に指定されている。境内の稲荷神社は元禄七年に建立された。
参考文献『「木古内町史」第一二章宗教』
【所在地】
〒049-0400 北海道上磯郡木古内町字札苅322
【例祭日】
8月18日
【祭神】
日本武尊(やまとたけるのみこと)
【旧社格】
村社

鳥居前に神社にはおなじみの水準点(一等水準点6339 H=3.4304m 平成15年設置)

一ノ鳥居

狭い参道幅の割にでっかい石灯籠一対(建立日メモるの忘れ…)

 

段丘上と言ってもこの程度の高さです

小さい手水舎

手水石は天保6年(1835年)5月奉納

 

石灯籠一対(昭和64年10月1日建立)

 

 

丸っこい狛犬一対(昭和3年11月建立 御大典記念)

 

 

唐破風には波間に亀

上の破風の懸魚は鶴

 

境内社:稲荷神社(元禄7年創祀)

 

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