page contents

藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

松前郡松前町荒谷 荒谷稲荷神社

正式名称は稲荷神社ですが、あちらこちらにあるので地名をつけた形で以降、当ブログでは呼ぶことにします。 

荒谷稲荷神社(あらやいなりじんじゃ)は、北海道松前郡松前町荒谷263番地にある神社で旧社格は村社。御祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、大物主神(おおものぬしのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)で例祭日は7月10日。

海岸線に連なる集落の中間ほどに、海岸段丘を登っていく階段と赤い両部鳥居が特徴的な神社が見えます。木も生えていない段丘なのに、下からはなぜか社殿が見えず不思議に思いましたがのちに判明しました。

荒谷地区

 かつては荒谷村(あらやむら)といい、東在城下付の一村で荒谷川河口域に位置し、左隣りに大澤村、右隣りには炭焼澤村がありました。

 地名由来は和名らしく、1824年(文政7年)の上原熊次郎「蝦夷地名考並里程記」によれば「此地名和語なるべし」とあります。

 「渡島支庁管内町村誌」によると、曹洞宗海蔵庵が1732年(享保17年)創建、稲荷神社が1740年(元文5年)創立と伝えることから、この頃には村としての体裁が整えられてきたようである。

1727年(享保12年)享保十二年所附に「荒谷 此所迄合三十六丁一里」とあり、1786年(天明6年)蝦夷拾遺では二〇戸たらず、二〇余人、1834年(天保5年)天保郷帳(松前嶋郷帳)に荒谷村とみえる。

1923年(大正12年)4月1日、松前郡大沢村、上及部村、荒谷村、炭焼沢村が合併し、北海道二級町村の大沢村が発足し荒谷村としては消滅しました。

1954年(昭和29年)7月1日 、松前郡松前町、大沢村、小島村、大島村が合併し松前町となりました。

古い地形図には、福山街道の古道である吉岡山道が見えます。

荒谷稲荷神社

以下は、北海道神社庁サイトから。
【由緒】
 元文5年創立と伝えられているが、はっきりした古文書がなく不明である。明治9年に村社になり、昭和21年宗教法人設立する。
【所在地】
〒049-1523 北海道松前郡松前町字荒谷263番地
【例祭日】
7月10日
【祭神】
倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
大物主神(おおものぬしのかみ)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
【旧社格】
村社
【特殊神事】
毎年例祭において、松前神楽を奉奏し、神楽の普及に努めている。

一ノ鳥居(建立日不明、両部鳥居である)

マムシ多いねこっちは…

二ノ鳥居(古そうな御影石でちょっとワクワク)

左:天保四發巳正月吉日(1833年のこと)、右:奉納 瀬川孫右衛門 連中

 

両側から交差するように配置された松は、強制的に頭を下げて通るようにしてるんですね(この松で下からは社殿が見えなかったんです)

火袋のない石灯籠一対(建立日不明)

 

小さめの狛犬一対(建立日不明)

 

六角の手水鉢

左手に小さなお社

 

さてと戻りますか

www.moiwa-orosi.com