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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

檜山郡上ノ国町木ノ子 木ノ子稲荷神社

正式名称は稲荷神社ですが、あちらこちらにあるので地名をつけた形で以降、当ブログでは呼ぶことにします。

木ノ子稲荷神社(きのこいなりじんじゃ)は、北海道桧山郡上ノ国町字木ノ子151番地にある神社で旧社格は村社。御祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)、言代主命(ことしろぬしのみこと)で例祭日は8月10日。

北から木ノ子、扇石、汐吹と狭い旧国道沿いに民家が並ぶ集落のうち、木ノ子集落南端に位置し神社は裏の高台へ行く津波の避難階段への経路ともなっています。小さな規模の神社さんで鳥居が2基の他はなくシンプルです。

一ノ鳥居

木ノ子(きのこ)地区

かつては旧木ノ子村であり、1902年(明治35年)4月1日 に上ノ国村、木ノ子村、汐吹村、石崎村、小砂子村、大留村、北村の7村を併せて上ノ国村とし、二級町村制が施行され木ノ子村としては消滅しました。

木ノ子が地名として文書に出てくるのは、1670年(寛文10年)の狄蜂起集書では「きの子」家五軒ばかり、1731年(享保16年)の津軽一統志には「きのこ」家二〇軒とある。1834年(天保5年)天保郷帳(松前嶋郷帳)に木之子村とみえる。

木ノ子の地名由来はよく分からなく、上ノ国町「広報かみのくに」では「木材の産地として有名だった木ノ子地区ですが、木を切った後、切り株から茸(きのこ)が生えてきたので木ノ子となったと言われています。 海に面していますが、町内でも早い時期から稲作が行われていた地域でもあります。」とあります。

大正6年測図、昭和20年部分修正地形図

木ノ子稲荷神社

以下は、北海道神社庁サイトから。
【由緒】
 弘治元年(1555)の創祀、神祇官頭吉田家の神号納む。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
事代主命 天正3年創祀 明治11年合祀
【所在地】
〒049-0606 北海道桧山郡上ノ国町字木ノ子151番地
【例祭日】
8月10日
【祭神】
倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
言代主命(ことしろぬしのみこと)
【旧社格】
村社

二ノ鳥居

左奥に小さな社がありますが何が祀られているのか不明(言代主命?)

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