藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう ほとんど気楽な食レポが多いですが北海道内のダム訪問・ダムカード収集・神社訪問・御朱印収集にも目覚めてしまいました。

【御朱印】札幌市西区 琴似神社

琴似神社(ことにじんじゃ)は、札幌市西区琴似1条7丁目1-30にある神社で旧社格は郷社です。例祭日は9月4日。

武早智雄神(たけはやちおのかみ)=伊達成実(だて しげざね)公も祀られている珍しい神社です。ちなみに伊達政宗のいとこですね。

琴似(ことに)地区

 琴似の地名は、アイヌ語の「コッ・ネイ」が転訛したもので、低く窪んだ所という意味であるという。
 1871年明治4年開拓使が村名をつけるとき、この付近に住むアイヌの人たちが呼んでいた地名に漢字の琴似を当てたもので、近隣の発寒なども同様に付けられました。

 琴似地区は屯田兵村発祥の地でもあり、屯田兵制度は1874年(明治7年)7月に発足したが、開拓使はこの年の12月までに208戸の兵屋を建設し、翌年春までに全兵屋に移住を完了させています。

 琴似屯田兵屯田兵第1大隊第1中隊)は、戊辰戦争で破れて困窮していた宮城県亘理(亘理伊達氏家中)や青森県斗南(旧会津藩士)などからの移住者が中核となって構成されています。中隊本部は現在の西区役所の隣あたりで琴似神社の真向かいです。

 屯田兵たちの任務は、本道開拓と北方の警備というきわめて重要なもので、琴似への入地はそのテストケースであったという。そしてこの計画は成功し、それを契機として道内未開発地へ次々と兵村を設置してき、1904年(明治37年)9月の「屯田兵条例」の廃止まで約30年間続くことになります。

 1887年(明治20年)以降は、近隣の新琴似へ146戸、74戸と分散入地が行われこれが旧琴似村の基礎となった。1906年(明治39年)二級町村制施行と同時に篠路村の一部(篠路屯田)を合併して琴似村と称し、従来の各村(集落)を大字に変更しました。

 その後1922年(大正11年)4月1日に一級町村琴似村、1942年(昭和17年)2月11日の琴似町を経て、1955年(昭和30年)に札幌市と合併、1972年(昭和47年)には区制施行により手稲町とともに西区の区域となりました。

琴似神社

 1875年(明治8年)最初の屯田兵として入植した亘理出身者が、住民の守護神として仙台藩亘理伊達氏の祖伊達成実公を武早智雄神(たけはやちおのかみ)とし、日登寺(西区山の手2条1丁目)の境内に小祠を建て武早神社を創建したことに始まります。

1897年(明治30年)その鎮座地を山の手5条1丁目に遷座琴似神社に改称。

1911年(明治44年)札幌神社(現北海道神宮)から大国主大神を分霊し増祀。

1915年(大正4年)現在地に遷座し村社になる。

1944年(昭和19年)郷社に昇格。

1967年(昭和42年)伊勢神宮より天照大御神豊受大神を分霊し増祀。

1994年(平成6年)旧会津藩福島県)藩祖保科正之公=土津霊神(はにつれいじん)を増祀。

【御祭神】
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
武早智雄神(たけはやちおのかみ)
土津霊神(はにつれいしん)

【境内外末社
安全神社・・・天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
報徳神社・・・大国魂神(おおくにたまのかみ)
御門山琴似天満宮・・・菅原大神(すがわらおおかみ)
祖霊殿・・・神社物故功労者

琴似神社(北海道神社庁サイト)

左:大正5年測図の地形図では琴似屯田兵村の範囲が判りやすいです。

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琴似神社旧社号標と「玉垣改修の誌」碑

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最初は何か分からなかったのですが、琴似小学校にあった奉安殿(ほうあんでん)で戦後ここにGHQの撤去令を免れひっそりと移築されたらしいです。

数年前に付け替えられたであろう、ステンレスの鏡面扉が似合いません。

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琴似屯田授産場趾(入植時に産業振興のため養蚕室が作られた場所)

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琴似兵村五十年記念塔があった場所で老朽化のために撤去されたようです。

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手水舎の水盤は立派な自然石を彫り込んで作られています。

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安全神社・・・天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)

雀が後ろから追い越していき、どうぞこちらへと誘っているようでした。

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二ノ鳥居と奥にある神門

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御神木と御大典記念碑

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立派な神門があるのですね。

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忠魂碑(1911年(大正元年)建立)

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報徳神社・・・大国魂神(おおくにたまのかみ) 元は武早神社神祠で琴似神社のもとになった祠です。琴似屯田兵240柱も祀られている。

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祖霊殿・・・神社物故功労者

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境内の右側に移築保存されている琴似屯田兵屋(明治6年建設)への入り口があります。

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屯田兵屋から出ると、ここでも後ろから雀が直ぐ側を追い越していき、その先には小さな祠と石碑が並んでいました。(雀が教えてくれたのかな?)

小祠は2つ並んでいます。何を祀っているのかはよく判りません。

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「馬頭觀世音」碑

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「飛馬頭神社」碑と「馬頭大神音」碑(明治14年?)

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「馬頭大神」碑(明治4年?)

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御神体の入った小祠

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肉眼ではよく分からなかったのでズームで撮影したものをコントラスト調整したら読めました。

八幡大菩薩嘉永元年?)

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磐座(いわくら)は「宇麻志阿斬訶備比古遅尊」(うましあしかびひこじのみこと)

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御門山琴似天満宮・・・菅原大神(すがわらおおかみ)  もと三角稲荷神社で三角山の中腹にあったものを移設し御門山琴似天満宮と変更して再建。

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撫で牛」願いをかけたい場所を撫でるそうです

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残念ながら顔が隠れて見えません・・・

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「敬神恩願之誌」碑

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見どころが沢山あり過ぎてやっと拝殿です。

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立派な作りですね。

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御朱印

参道左側に立派な駐車場と奥に社務所・授与所がありますけど窓口で気がついてくれない場合はピンポンしましょう。

初穂料は300円です。

車両出入り口にも立派な門があります。

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オリジナル御朱印

ここ琴似神社でもオリジナル御朱印帳があるのですね。

布製ではないのですが1500円です。

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陸軍屯田歩兵第一大隊第一中隊本部之趾

神社の道路を挟んだ向かい側であり、西区役所の隣には屯田の森があって、そこに屯田兵第1大隊第1中隊本部跡の碑などが並んで建っています。

案内板(表)

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案内板(裏)

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琴似屯田紀念碑群

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わかりやすい説明板はありがたいですね。

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道路を挟んだ向かい側にある琴似神社

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