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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

北海道ダム巡り 留萌市 留萌ダム

留萌ダム(るもいだむ)は、北海道留萌市大字留萌村字チバベリにあるダムで、一級河川留萌川水系チバベリ川に建設された国土交通省北海道開発局留萌開発建設部が管理する特定多目的ダムです。
 留萌川は過去に幾度も洪水被害を及ぼし、1988年(昭和63年)8月25日の洪水では浸水3,376戸という被害を出しました。その一方で留萌川は夏季になると渇水になることが多く安定した流量確保の点からもダムの必要性があることから計画され、昭和59年に着工し平成21年に竣工しました。

ダム型式    ロックフィルダム
堤高    41.2 m
堤頂長    440.0 m
堤体積    1,225,000 m³
流域面積    42.5 km²
湛水面積    220 ha
総貯水容量    23,300,000 m³
有効貯水容量    21,800,000 m³
利用目的    洪水調節・不特定利水・上水道

 

 

洪水吐にかかる管理橋はチバベリ管理橋

   

 地名のチバベリは珍しい名前で、これまで地名解は無いに等しく諦めていましたが、なんと、国交省留萌ダムのページに書いてあるではないですか。
地名の由来
・チバベリ
チは(われら)、バは(…の上)、ベは(水)、ルは(路)、すなわち「われらのかみ手の水路」という意味です。
うーん、なんか変に感じますね…

 チバベリ川筋はアイヌ時代の交通路で右沢に行くと信砂川支流チャチャ沢に出て増毛方面へ、左沢に行くと恵岱別川支流石油沢川に出て雨竜方面へ行く事ができるのですから、そのことが地名にならないのは納得がいかないのです。
その後、北海道 集落地名地理(朽木義正著)を購入。
チバベリ〔留萌〕市南東部。留萌川支流チバベリ川流域。左沢と右沢がある。水田地域。チ・パ・アピル(chi-pa-apir)=我等の・上手の・獣の通路=。チバベリ川を遡ると石狩川流域の恵岱別川筋に出る。重要な交通路だった。『参考文献、「るもいのアイヌ語地名」昭和63年 留萌市教育委員会』
とありますが、どうなんでしょうか?東西蝦夷山川地理取調図ではテハヒルとあり、音の韻を踏む感じはありますよね。

東西蝦夷山川地理取調図

 

 

 

ダムカード

ダムに隣接した留萌ダム管理支所にてセルフ形式でいただきました。通常は9時~17時の間に配布を行っているようですが、冬期間はダム管理支所への道道1068号留萌北竜線が通行止めとなるために配布は行っていません。

  

  

【留萌ダムからのお知らせ】

道道留萌北竜線の冬期通行止めに伴い、ダムカードの配布を休止いたします。【配布休止期間:令和5年11月24日(金曜日)から令和6年3月1日(金曜日)まで】

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