page contents

藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】岩内郡岩内町 岩内神社

岩内神社(いわないじんじゃ)は北海道岩内郡岩内町字宮園41番地にある神社で旧社格は県社。御祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、市岐島比賣神(いちきしまひめのかみ)、保食神(うけもちのかみ)で例祭日は7月8日。

さすが県社だけあって規模が大きく立派ですね。神社の外構は土塁で囲われており、鳥居も境内の外に大鳥居が2基ありました。

大鳥居(一ノ鳥居)

大鳥居(二ノ鳥居)

岩内町

岩内の地名由来はアイヌ語なのですが、諸説ありはっきりしません。
山田秀三著「北海道の地名」(S59、北海道新聞社)によると、
 地名のもとになったイワナイという川の名は、松浦図にはあるが、早い時代に地図から消えている。現在運上屋川と呼ばれている川は、松浦図のイワナイと同様、東にポンイワナイと呼ばれる支流がついているので、それが昔の岩内川なのであろうか(運上屋川の下流は、今野束川に入っているが、古い図では直接海に注いでいた)。
 岩内と呼ばれる川は、どこでも意味がはっきりしない。上原地名考は「夷語イワウナイなり。硫黄の沢と訳す」と書き、松浦氏西蝦夷日誌も「名義はイワヲナイにて硫黄沢なり」とした。永田地名解は「イヤウ・ナイ。熊肉を乾かす・沢。一説にイエ・オ・ナイ。軽石・多き・川(上流二里ばかりの処に軽石多く川中に満つ)。旧地名解にイワウナイ(硫黄・川)という。何れが是なるを知らず」とした。北海道駅名の起源は、更に「イワ・ナイ(山・川)の意にも解せられる」と一説をつけ加えた。
とあります。

1456年(康正2年) 岩内地方に和人の往来
1751年(宝暦元年) 近江商人の恵比須屋(岡田)弥三右衛門が岩内・古宇の両場所を請け負う。(これが岩内町の開基である。)
1869年(明治2年)7月26日 蝦夷地が北海道となり、岩内の名称が確定する。開拓使出張所が設置される。
1869年(明治2年)9月 場所請負制が廃止される。
1872年(明治5年) 岩内郡内に戸長と副戸長が置かれる。
1897年(明治30年) 岩内支庁が設置される。
1900年(明治33年) 岩内町が一級町村制を施行する。
1905年(明治38年)3月14日 小沢~岩内港駅間に岩内馬車鉄道開通
1909年(明治42年) 島野村が二級町村制を施行する。
1912年(明治45年)5月4日 岩内町沖合で暴風雨のため漁船31隻が遭難。死者・行方不明者115人。
「鰊刺網大時化遭難之碑」では、この碑は明治45年(1912)大時化のために岩内沖で100隻以上のニシン刺網漁船が遭難し親子兄弟女性を含む136人が死亡した大惨事で、この大遭難の記録を後世に残し遭難者の供養をするため町内の親ぼく団体「一善会」が石碑建立したもの。とあります
1912年(大正元年)11月1日 岩内馬車鉄道の代替として、岩内軽便線 小沢~岩内駅間開通
1922年(大正11年)9月2日 岩内軽便線が岩内線に改称。
1954年(昭和29年) 洞爺丸台風による強風のさなかに出火、全家屋の80%を焼失する大火災に見舞われる(岩内大火)。
1955年(昭和30年)4月1日 岩内町と島野村が合併し、新「岩内町」が誕生する。
1985年(昭和60年)7月1日 国鉄岩内線廃止

大正6年測図地形図 

岩内神社

以下は、北海道神社庁サイトから。
【由緒】
 寛政元年(1789年)、市岐島比売神(いちきしまひめのかみ)を漁業豊漁海路の守護神として祀ったのが創祀となり、令和元年(2019年)に祭祀230年となる。現在の鎮座地は大正9年(1920年)、1万坪の奉納により社殿造営、遷座された。昭和46年(1971年)現在の社殿を造営。御祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)、市岐島比売神、保食神(うけもちのかみ)。例年4月中旬から5月上旬まで、第1鳥居から町道、参道、岩内神社までの両脇の桜が満開となり、参拝者で賑わう。例大祭は、7月7日から9日まで開催され、9日の夜、全面通行止めの道路両脇に渡御の道標として篝火を焚き、神輿行列が練り歩く。神輿2基が神社坂を一気に駆け上がる姿が圧巻で、見どころとなっている。
【所在地】
〒045-0012 北海道岩内郡岩内町字宮園41番地
電話番号 0135-62-0143 FAX 0135-62-2224
【例祭日】
7月8日
【祭神】
応神天皇(おうじんてんのう)
市岐島比賣神(いちきしまひめのかみ)
保食神(うけもちのかみ)
【旧社格】
県社
【社宝等】
大神輿
岩内神社社号碑
神楽殿
岩内神社社号碑
その他 1,岩内赤坂奴(町無形民俗文化財)
【境内外末社】
忠魂碑 英霊

社号標「縣社 岩内神社」紀元二千六百一年とある

 

太鼓橋

 

手水舎(カラスが行水していました・・・)上屋は平成元年9月吉日とあり

手水石には御大典記念?とあり

 

歌碑と岩内開基記念碑

 

石段上の御影石三ノ鳥居(昭和17年11月建立)

 

振り返ると大鳥居が2基見えますね

御影石狛犬一対(昭和14年6月建立)

 

 

臨時授与所

立派な忠魂碑で狛犬一対と鳥居と石灯籠二対

 

忠魂碑の左側にあった不明碑

 

社殿の左側のちょっと離れた場所にある不明なお社?

 

巨大な石灯籠一基(岩内信用組合、創立20周年紀念、昭和20年11月9日)

 

 

小さな手水石

石灯籠一対(大正8年7月建立)

狛犬一対(奉納 岩内運上家とあり建立日不明)

 

 

 

社殿右側に回廊とつながった神楽殿

 

御朱印

授与所の窓右側のピンポンを押すと授与所の窓が開き対応して頂きました。

月替り朱印があり賑やかですね。

私は通常朱印で充分なのでそちらを。(初穂料500円)

 

 

www.moiwa-orosi.com