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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】雨竜郡妹背牛町 妹背牛神社

妹背牛神社(もせうしじんじゃ)は北海道雨竜郡妹背牛町字妹背牛466番地にある神社で旧社格は村社。御祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)、大己貴大神(おおなむちのおおかみ)、少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)で例祭日は9月15日。

カーナビで誘導された先は神社の無い全く違う場所でちょっと焦りました。

 神社の入口には大きな木があって左側はイチイの木で右側はなんの木なのでしょうか?結構な巨木です。境内はそれほど広くないものの、参道の両側は多くの樹木に囲まれ素敵な空間となっています。

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妹背牛町

 深川・妹背牛・雨竜・北竜・沼田など一帯が1889年(明治22年)設立の華族組合雨竜農場の所有地で筆頭農場主三条実美公爵・蜂須賀茂韶侯爵・菊亭修季侯爵などが経営に乗り出しますが、三条実美の死去により1893年(明治26年)に解散。その後小作争議や農地開放などの時代もありました。

 妹背牛(もせうし)の地名由来はアイヌ語のモセウイ<mose-us-i>イラクサ・ある・所道内諸地にモセウシの地名が多いがmoseには「「イラクサ・群生する」という意味と「草刈り・いつもする」という意味があり、伝承でもないとどちらかわからない。〉から来ていて、空知郡栗沢町にある茂世丑(もせうし)も同じ意味となります。

 かつて妹背牛町には、妹背牛商業高等学校という全国選抜優勝大会で優勝するなど、北海道内屈指の強豪女子バレーボール部が存在していましたが、過疎化や地域の少子化により平成21年に惜しまれつつも閉校した学校がありました。

大正5年測図、昭和7年鉄道編入地形図

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妹背牛神社

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 明治31年、妹背牛町開拓の祖で札幌農学校校長を務めた森源三が有志と図り現在地に社殿を建立し、同年9月15日に札幌神社より御分霊を奉斎したことに始まる。大正時代に入り、開拓事業にも一層の進展がみられ人口も増加、本格的な水田開発が展開していく中で、社殿の新築と公認神社昇格への気運が高まり、大正4年9月13日、社殿を新築、同6年3月3日に無格社として公認された。昭和3年8月10日、御大礼記念事業として社殿及び社務所を新築し、同年9月28日に村社に列せられている。同34年には玉垣、参道、社殿を整備、同42年に旧社務所を改築、48年に神楽殿、53年に渡り廊下がそれぞれ建築され、同57年、国有地1,391㎡の土地を購入して整地、境内地を拡張した。平成9年には社殿を造営、同年10月16日、御創祀百年式年大祭を斎行した。

【所在地】
〒079-0500 雨竜郡妹背牛町字妹背牛466番地
【例祭日】
9月15日
【祭神】
大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)
大己貴大神(おおなむちのおおかみ)
少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)
【旧社格】
村社

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大きな木はイチョウ?

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一ノ鳥居(大正5年9月建立)花崗岩の石鳥居裏には奉納者に秋田県仙北郡藤木村との地名が見える。

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参道左側にある境内社の小さなお社は相馬神社だそうです。

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道営客土竣功碑(昭和54年11月建立) 客土とは土壌改良のことで、泥炭地であったこの辺り一帯を、土壌改良することによって畑作や稲作を可能にしたもの。

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由緒記

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手水舎 地下水をポンプアップしていて常時流水のようです。

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裏には奉納年が刻まれていますがちょっと判別できず。

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御創祀九十周年記念御製碑

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石灯籠(大正10年秋?建立)奉納者は近江国の人

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御大典記念碑(昭和3年11月建立)

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左に神輿庫

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奥に忠魂碑

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狛犬(大正5年8月建立)バランスもよく顔つきもかっこいい狛犬ですが、右側の阿形の顔が崩壊しているのが残念であります。

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御朱印

右側に社務所があり玄関にはインターホンが2個並んでいて両方押すようにとのシールが貼られていました。

試しに片方だけ押したら反応はなく、両方押したら反応がありましたので素直に従いましょうね(笑)

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玄関内には結構なサイズのスズメバチの巣が置いてありました。

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宮司さんに御朱印帳を渡すとリレー方式で奥様に御朱印帳が行き、書は奥様が書き、軽やかに流れる素敵な字ですね。

初穂料は300円を納めさせて頂きました。

御朱印ありがとうございました。

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