【御朱印】登別市 鷲別神社

鷲別神社（わしべつじんじゃ）は北海道登別市鷲別町1丁目36番地にある神社で旧社格は無し。御祭神は保食神(うけもちのかみ)と大綿津見神(おおわたつみのかみ)で例祭日は6月第4土日。

　一応登別市だったんですねここは。鷲別岬の小山のふもとにあって、神社境内の東を境にして室蘭市と接します。

　鷲別の地名由来はアイヌ語の「チウ・アシ・ペツ〈chiw-as-pet〉 （波の立つ川）」から「チワシペッ」となり、さらに「ワシペッ」になったものである。

　鷲別神社祭（同奉賛会主催）は、登別市内では最初に行われるお祭りであり、境内には露店が並び、最終日には鷲別地区一帯でみこし渡御が行われるそうです。

　ちなみに、鷲別神社を含む鷲別岬北西面の斜面は、鷲別遺跡という名前の縄文前期、縄文中期、アイヌ期の貝塚で、出土遺物は土器、石器、骨角器、装身具、貝、獣骨、人骨などがあります。

鷲別神社

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
　明治33年11月3日鷲別町有志林・造地に住民が保食神を奉斎し祠を創立する。従来地元の鎮守としてその崇敬を集め政府に神社創立願提出の準備をしたが終戦となりその念願が達せられなかった。昭和51年境内地整備、社殿造営完了したので宗教法人として設立するに至った。

【所在地】
〒059-0034　登別市鷲別町1丁目36番地
電話　0143-85-2460（刈田神社）
【例祭日】
8月9日 （現在の例大祭は前述の6月第4土日）
【祭神】
保食神(うけもちのかみ)
大綿津見神(おおわたつみのかみ)
【旧社格】

木々に囲まれた場所で静かでひっそりとしています。

石灯籠（建立日不明）

馬頭観世音碑（大正9年12月）

堀嘉國先生功徳碑（昭和11年6月建立） 鷲別尋常高等小学校長で在職中に急死されたようで慈愛にあふれた人柄だったので生徒から大変尊敬されたとあります。鷲別尋常高等小学校同窓会により建立。

狛犬ではなく狛狐が（昭和11年6月建立）

隣には公園があって大祭日には露店が並ぶようです。

加工された石がロープで囲われていたので、気になって宮司さんに聞いたところ、鷲別尋常小学校にあった奉安殿（ほうあんでん）が終戦時に移設されてあった場所とのこと

招魂碑

石灯籠

手水鉢と鯨明神

冷たくて気持ちの良い湧水ですね。

鯨の骨が祀ってあります

御朱印

神社は車で急坂を登ったところにあって、駐車場はありませんが行き止まりの通路に停められます。

無人の神社なのですが御朱印は刈田神社で頂けます。

ただし、鷲別神社宮司だった年配の方が居ないと書いて頂けないようです。

初穂料は300円。

www.moiwa-orosi.com

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