【御朱印】札幌市北区 新琴似神社

新琴似神社（しんことにじんじゃ）は、北海道札幌市北区新琴似8条3丁目1-6にある神社で旧社格は村社です。御祭神は天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)、豊受大神(とようけのおおかみ)、神武天皇(じんむてんのう)で例祭日は5月20日。

氏子世帯数35,000世帯・崇敬者数100,000人を超え、地域の守り神となっています。春季例大祭が5/20に行われ交通規制もあり混雑しますのでその前に参拝しました。

車が行き交う喧騒とした通りから、一歩中に入ると静寂な雰囲気になりとても気持ちの良い場所ですね。

新琴似（しんことに）地区

　新琴似は1887年（明治20年）に琴似村内の未開拓地に設けられた兵村で、当時すでに琴似村には、1875年（明治8年）に入植した琴似屯田兵村（屯田兵第1大隊第1中隊）があって、それと区別するために「新」の字を冠したものです。

　琴似の語源はアイヌ語の「コッ・ネイ」（低く窪んだところ）から来ています。

　新琴似兵村は福岡・佐賀・大分・熊本・鹿児島・徳島の6県の召募兵が入植した屯田兵第1大隊第3中隊が根幹です。

　兵村の区画は、茨戸街道（北東方向）から直角に北西方向に向かう6本の道路を基本にして、これらの両側に220戸の兵屋が配置され、兵村の中心は中隊本部のある四番通で現在の新琴似8条にあたります。

　1955年（昭和30年）琴似町が札幌市と合併したあとも、琴似町字新琴似であったけど住民の強い希望により字名変更がなされ1959年（昭和34年）に新琴似町となります。

1968年（昭和43年）4月、琴似栄町通以南の領域に条丁目制度施行。

新琴似神社

　1887年（明治20年）5月20日、屯田兵第1大隊第3中隊が新琴似の地に入植し、ほどなく中隊本部の東方にある湧き水のある地に、小規模ながら屯田兵の守護神として神祠を奉建したのが新琴似神社の始まりです。

後に5月20日を例祭の日にしています。

1917年（大正6年）創立許可され無格社となる。

1925年（大正14年）村社となる。

　幾度か改築などを経て2017年（平成29年）6月5日、鎮座百三十年記念大祭を行いました。

【御祭神】
天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
神武天皇(じんむてんのう)

新琴似神社（北海道神社庁サイト）

左：大正5年測図の地形図では一番通から六番通まであってその両側に兵屋がある新琴似屯田兵村の形がよくわかります。またその面積は琴似兵村の4倍はありそうです。

忠魂碑と拓魂碑

殉国英霊の碑

手水舎

左から神門碑、旧社号標、（裏に新琴似神社社務所の証の碑）、地神碑、開村者碑、開村記念碑（1892年（明治25年）入植5年目に建立）

御朱印

参道左側に大きな駐車場が整備されていて、入口と出口がそれぞれ専用なので車両の侵入箇所には注意してください。

拝殿左に社務所があり授与所窓口で声掛けすると対応して頂けます。

初穂料は300円。（2020.02.22追記：500円になった情報がありました）

オリジナル御朱印帳

実は新琴似神社で、ステキなオリジナル御朱印帳があることを、知っている人は少ないと思う。

白色の布地に、シルバーの大小社紋が全体的に配置されていて、金文字で神社名が書いてあります。

お値段も1200円と他所よりお安く、デザインがお気に入りなので使い切ったら、もう一冊買いに行きたいです。

神社左にある中隊本部といろいろな石碑

新琴似「百年碑」

吹田晋平歌碑

新琴似の馬魂碑

新琴似兵村記念碑

東繁造君学勲碑（ひがししげぞうくん がくくんひ）

www.moiwa-orosi.com

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