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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

苫前郡初山別村豊岬 豊岬稲荷神社

豊岬稲荷神社(とよさきいなりじんじゃ)は北海道苫前郡初山別村豊岬219番地にある神社で旧社格はなし。御祭神は豊受媛大神(とようけひめのおおかみ)で例祭日は6月16日。

初山別村中心部から北方約4.5kmの豊岬集落に神社はあり、近くには風連別川が流れ神社左隣には「ふれあいの里 豊岬館」があります。

初山別村豊岬地区

日本歴史地名大系 「初山別村」「フウレベツ」の解説から

 フウレベツ(現豊岬)に番屋があり、近世末期から和人の出稼漁民が姿を見せ始めたが、鰊漁を中心とする漁業が本格化するのは明治中期以後のことで、明治二〇―三〇年代に漁業集落が成立し、初山別、風連別(現豊岬)に市街地が形成された。

 漢字表記地名「風連」「風連別」のもとになったアイヌ語に由来する地名。「フウレウ」「フウレフ」(西蝦夷地日記)、「フウレヘツ」(北夷談・蝦夷人物誌)、「フウンベツ」(観国録)、「フレベツ」(西蝦夷地場所地名等控・東海参譚)などと記される。「地名考并里程記」では「夷語フウレプなり。則、赤き所と云ふ事、扨、フウレとは赤いと申事、プは所と申事にて、此川常に鉄気ありて水の色赤く見ゆる故、字になすといふ」とする。また「フウレベツ 泊所チウクベツ江四里余」とあり、ウヱンベツより「川舟渡フルベツ江四里程」と記される。「西蝦夷地名考」には「フウレとは赤き事也。

 豊岬(とよさき)の地名由来は和語で、『北海道駅名の起源』によると、〈豊崎駅:この地の岬の付近で、かつてニシンがよく捕れた頃この地を「豊岬」と命名していたので、これからとったものである。〉とあります。

 現在の地名は豊岬であるが、かつては風連別(ふうれんべつ)と呼ばれ、『北海道の地名』山田秀三著では、以下の記述があります。
風連別 ふうれんべつ
 初山別村北部の川名。西蝦夷日誌は「フウレベツ。名義、赤川と云儀。上るは茫地(やち)にて鉄漿(かね)の気有る故此名を付る也」と書いた。フーレ・ペッ(hure-pet 赤い・川)は諸地にあるが、濁音の前にンをつける東北弁のくせか、このようにフーレンベツとなっている例が処々にある。

「東西蝦夷山川地理取調図」 松浦武四郎 安政六年

20万分1北海道実測切図(明治23年(1890)~)から切り抜き

大正12年測図地形図

豊岬稲荷神社

以下は、北海道神社庁サイトから。
【由緒】
 明治23年に大漁祈願・航海安全・無病息災を祈り当地移住者が小祠を建てたのが始まりとされている。明治38年社殿を新築。昭和60年12月社殿、鳥居、灯籠等が新築され宗教法人豊岬稲荷神社として形態を成し、海上安全、大漁祈願の神社として氏子1同より深く信仰されている。昭和57年宗教法人設立
【所在地】
〒078-4431 苫前郡初山別村字豊岬219番地
【例祭日】
6月16日
【祭神】
豊受媛大神(とようけひめのおおかみ)
【旧社格】
-

石灯籠一対(昭和60年12月吉祥日建立)

 

狛犬一対(平成17年10月吉日建立、奉納 百周年記念)

 

公園の水飲み場スタイルの手水舎

 

御大典記念碑(建立日不明)

 

 

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