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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

札幌市西区 農試公園のSL保存機 D51 11(初期型ナメクジ)

農試公園にある交通広場に初期型のデゴイチが置いてありまして、20年くらい前に塗り直したときピッカピカの機関車にワクワクした記憶がありました。

まあそれからの経年変化は仕方がないのですが、塗り直した形跡もなく運転台のドアも片側が無くなっており寂しい限りです。

D51 11は1935年度(昭和10年度)に製造された23両のうちの1両で、川崎車輛(13両):D51 1 - 13(製造番号1643 - 1655)、汽車製造(10両):D51 14 - 23(製造番号1371 - 1380)が製造を担当しました。

D51 11は納入後1年半は広島に配置され、その後北海道に転属し追分→旭川→岩見沢(1943)の各機関区で活躍します。以降廃車(1973)されるまでずっと岩見沢所属で走っていました。

スノープロウにはD51 11とあり肉眼では見えたのですが写真ではちょっと・・・

煙室扉下部の腐食が目立ちます

シリンダー室下部は鉄板を当てて補修

 

火室下部は腐食して穴が・・・

神居古潭のD51 6は開放型でしたがこちらは密閉キャブに改造済みです。

 

 

テンダー後照灯はありませんがナンバープレートの下には小さなテンダー型式のプレートがありました。

 

 

ざっくり説明板

反対側の扉はありません。3年くらい前の他所の写真にはあったのですがねえ・・・

計器類は一切無さそうです

 

こっち側の塗装の痛みは激しいですね

 

 

 

露天だから仕方はないのですが、札幌にある展示車両としては悲しい状態ですね。

 

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