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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】茅部郡森町(旧砂原町) 掛澗(かかりま)稲荷神社

掛澗稲荷神社(かかりまいなりじんじゃ)は、北海道茅部郡森町字砂原西2丁目77番地にある神社。

御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、事代主命(ことしろぬしのみこと)で例祭日は8月19日。道南に多い北海道神社協会所属神社。

 掛澗(かかりま)の地名は和名と思われ、北海道アイヌ語地名リストには『和人の地名で、「舟がかりする・入江」の意味なのだろう。』とあります。
北海道駅名の起源でも同様に、『地名はもと「船かかりま」といったが、後に「かかりま」というようになったので「掛澗」と名付けたものである。』と述べています。
NHK北海道本部「北海道地名誌」(1975)には違う解釈があり、『国鉄掛澗駅附近の通称。アイヌ語「カパルマ」は水中に平らな岩のある澗の意といわれる。』とありますが、カパラ<kapar>薄い(平たい岩礁のことも指す)。日高町賀張もそうした岩にカパルと呼び、それが訛ってカパリとなったらしい経緯があるけど、ただマだけが和名の合成なのは気にいらない(笑)

大正4年測図、昭和3年鉄道補入地形図 現在地と違う場所に神社記号があります

掛澗稲荷神社

以下は最近出来た砂原稲荷神社HPから転載
掛澗稲荷神社
◆御祭神 宇迦之御魂神・事代主命    
所在地
〒049-2221 北海道茅部郡森町字砂原西2丁目77番地
◆例祭日
8月18日 宵宮祭
8月19日 本祭
8月19日 神輿渡御祭
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 寛延2年(1749年)8月8日南部で出生した宮古村の巳之助が、一家六名と移住の際に、故郷の産土大神である事代主神命の神像と神号入りの霊石を勧請し、漁業航海の守護神として創祀したことが始まりと伝えられております。

 後に文化13年(1816年)稲荷大神も併せ祀り、村民一同の願いとして掛澗の里の鎮守稲荷社となり、文政4年(1821年)に神祇官卜部良長より正一位稲荷大明神の位を授与される。明治9年7月には村社に列せられ昭和4年に神饌幣帛供進神社に指定される。昭和11年には現在の社殿に改築される。

 神社に残されている棟札には、特に掛澗地区の祭礼が賑々しく執り行われたていた事が記録されております。先人達が目に見えないものへの敬いの心を大切にされて里造りを行ってきました。その精神は親から子、子から孫へと受け継がれ、現在も鎮守の社として氏子崇敬者の皆様の篤い信仰を受け今日に至ります。

神社入り口には小さい太鼓橋がありますね

新旧の社号標

 

石鳥居奉納者名碑には昭和12年2月とありますので自ずと石鳥居も建立日がわかりますね

  

神社にはおなじみの一等水準点(第7060号)

手水舎

七福神のレリーフ(平成21年8月奉納)

 

石灯籠(建立日不明)

 

狛犬はホッカムリ姿(昭和〇〇年10月建立 掛澗荷馬車業組合一同)

片方には天皇陛下北海道行幸記念とあり昭和11年のことか。

 

 

お尻ショット(片方は風雪による風化が激しいですね)

 

向拝にある獅子鼻と宮彫りが素敵です。

獅子鼻は左が花を咥えています

 

え、お尻付き?初めて見たような気がする

 

亀?と龍

 

裏面は鶴

小さい神社ですが結構見応えがありましたね

御朱印

御朱印は本務社である砂原稲荷神社にて戴けますが、不在な時が多く電話連絡の上訪問されたほうが確実だと思います。

お忙しい中、御朱印ありがとうございました。

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