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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

北海道内の地名由来を知りたくて購入した本② 『駅名の起源』・『北海道駅名の起源』

前に紹介した、『北海道地名漢字解』の補足的な資料として購入した本で、昭和の時代に主要輸送路だった鉄道は道内アチラコチラに張り巡らされた時代でもありました。

その各駅ごとの駅名(=地名)由来を記したのがこの本で、現在その殆どの駅はありませんが地名由来を知る上では大切な資料の一つです。

駅名の起源(1950)

編集:国鉄札幌地方営業事務所
発行:国鉄旭川地方営業事務所
発行年月日:昭和25年12月15日(1950.12.15)
サイズ B6判/ページ数 176p/厚さ 0.9cm

北海道内の国鉄線各駅の所在地、開駅年月日、駅名の起源を集録したもの。

初版は昭和4年(1929)に旧札幌鉄道局が発行し、永田方正、磯部精一、ジョン・バチェラーらの資料を使い編纂されていたが、その後のアイヌ語研究や地名研究が進み一部誤りがあることから、高倉新一郎、知里真志保、更科源蔵らが加わり改版されたものです。

1,駅名起源(南から鉄道路線ごとにその起点駅から順に紹介している)
2,北海道國郡名の起源(なんとなく南の函館から遠い順になっているような気がする)
3,駅名索引(いろは順なので現代人には探しにくい(笑))
4,アイヌ語地名単語集〈付録〉(アイヌ語地名を構成する個々の単語について意味や用法を表記しています)
5,北海道鉄道図(小さくて読みにくいです)

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北海道 駅名の起源(1973)

編集・発行:国鉄北海道鉄道総局
発行年月日:昭和48年3月25日(1973.3.25)
サイズ B6判/ページ数 251p/厚さ 1.5cm

「駅名の起源」(1950)の改訂版で、前刊同様に北海道内の国鉄線各駅の所在地、開駅年月日、駅名の起源の他、今回から各駅の観光地を補足集録したもの。

昭和47年に国鉄創業100周年を迎えその記念事業として「駅名の起源」を改版したもの。国鉄全盛期の時代の各駅が網羅されていて、現在それら多くの路線や駅は廃止されていますが、その地名由来を知る上でも貴重な資料です。これ以降は発刊されていないのでこれが最終刊になるのだろうか。

1,駅名の起源(南から鉄道路線ごとに、その起点駅から順に紹介している。見やすいですね~)
2,国郡名の由来(同じく南の函館から遠い順になっているような気がする。見やすいですね~〈2回目〉)
3,地名によく出るアイヌ語(意味しか載っていないので改版前のほうが詳しいです。)
4,駅名索引(五十音順なので見やすいですね~〈3回目〉)
5,北海道鉄道図(大きくなって見やすいですね~〈4回目〉)

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