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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

雨竜郡北竜町 真龍神社

真龍神社(しんりゅうじんじゃ)は北海道雨竜郡北竜町字和1番地17にある神社で旧社格は村社。御祭神は天照大神(あまてらすおおかみ) 、八幡大神(はちまんおおかみ)で例祭日は9月10日。

 北竜町中心部の和(やわら)地区の国道275号に面し、隣には北竜町公民館、向かいには和(やわら)郵便局があります。参道はそれほど長くはないものの、境内はきれいに清掃されていて気持ちの良い神社です。沼田町北竜に北竜神社があるので真龍神社となったのでしょうか。またここの狛犬にはある特徴があります(後述)

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和(やわら)地区

 現在の北竜町の中心地区であり、北竜町役場や公民館、消防署などの機能がある街です。

1899年 (明治32年) 雨竜郡雨竜村(現雨竜町ほか)から分村、雨竜郡北竜村ができます。この時の中心部は現在の沼田町北竜であり村役場も同地にありました。

 その後、1914年 (大正3年) 雨竜郡上北竜村(現沼田町)が分村し、1938年(昭和13年)頃には村の中心が和(やわら)地区になると、村役場の移転問題が発生し、その後のゴタゴタや地域住民の要望により1942年(昭和17年)北竜村は恵比島と北竜の沼田村編入を議決し、1943年(昭和18年)役場は和へ移転することになり、かつての北竜中心部は沼田町北竜となりました。

 和(やわら)の地名由来は和名で、1893年(明治26年)に千葉県印旛郡埜原(やわら)村出身の吉植庄一郎が、25戸をつれて入植したのが始まりで、住民一致協力を願い出身地名の音からあやかり、和(やわら)と名付けました。『北海道地名漢字解』(本田貢、北海道新聞社、1995年)

 北竜の地名由来は和名で、明治32年雨竜村から分村してできた村で雨竜村北部の意味があります。

大正5年測図、昭和7年鉄道補入地形図 まだこの頃は北竜村の一村落であり村役場は現沼田町北竜にありました。真龍神社の位置には神社記号はなく、周辺に神社記号があります。

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真龍神社

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 千葉県からの入植者たちは、明治26年に和35番地3に木柱を建て天照皇大神、八幡大神を奉斎、5年後の31年には2坪の社を建立、郷里の神社より正式に御分霊を戴き奉斎した。渡辺農場、三谷農場、和川端の各地区にもそれぞれ神社が建立されていたが、大正10年8月、敷地と一部造営費用の寄附を条件として和神社境内に建立するということで合併を決定、翌11年に4社を合祀し社殿を元和神社の境内地に建立、社名を真龍神社とした。大正13年11月15日、無格社として公認され、昭和2年1月14日には村社に昇格している。同19年11月25日、社務所を改築した。現在神社には千葉団体長であった吉植宗之輔揮毫の「和神社」、開拓団長、商工政務次官で子の吉植庄一郎揮毫の「真龍神社」の扁額、また代議士であり田園歌人として有名な孫の吉植庄亮揮毫の額、吉植家3代の筆跡が残されている。
【所在地】
〒078-2512 雨竜郡北竜町字和1番地17
電話 0164-32-2220(妹背牛神社)
【例祭日】
9月10日
【祭神】
天照大神(あまてらすおおかみ)
八幡大神(はちまんおおかみ)
【旧社格】
村社

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手水舎 手水石は玉石を彫ったもので大正14年9月奉納

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狛犬(建立年不明) 雌雄あるらしく右側の阿形にはタマタマとチンチンがついています。

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由緒碑

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石灯籠(大正14年9月建立)

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正月やお祭りの時に開く授与所

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忠魂碑(昭和39年6月建立、昭和60年9月改修)

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石灯籠(昭和63年9月建立)

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境内社 相馬神社

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御朱印

社務所はありますが無人で、本務社の妹背牛神社では兼務社の御朱印はありませんとの事でした。

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