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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】深川市多度志 多度志神社

多度志神社(たどしじんじゃ)は北海道深川市多度志1212にある神社で旧社格は郷社。御祭神は菅原道真公(すがわらみちざねこう) で例祭日は9月8日

 道道98号旭川多度志線に面した神社で、それほど広くない境内ですがコンパクトに纏まった清掃の行き届いているきれいな神社で、無人ですが大事にされているのが伺えます。右側には忠霊塔、左側には金比羅宮があり、それぞれ入り口が別で参道もついています。

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多度志地区

 多度志(たどし)の地名由来はアイヌ語でタナイ(タトウシナイ)<tat-us-nay>カバ(の木)・群生する・川(現・多度志川のこと)から来ています。

 兵庫の豪商石橋末吉が、明治政府の方針に賛同し農場を開く計画を立て、1896年(明治29年)に多度志(たどし)で448ヘクタールの土地を政府から借り受け、石橋農場を開くこととし、各地から70戸ほどの農家を集め開拓に乗り出したのが始めです。大正初期までに入植が増え、開墾が一気に進みました。人口のピークは大正5年の7841人で、昭和40年代から大幅な減少に転じ、現在の人口は825人、世帯数364戸となっています(平成27年12月)

 石橋末吉は、教育にも熱心で農場の子供たちのために学校(明治33年石橋簡易教育所)を作り、現在の多度志小学校へと繋がっていきます。

大正5年測図、昭和3年鉄道補入地形図 1924年(大正13年)開業の国鉄雨龍線(現廃線)がありますね。

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多度志神社

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 明治31年、石橋農場管理人桂猶吉・白山官治が有志と図り京都熊野天満宮を現在の多度志消防番屋の所へ奉遷し奉祀した。西山兵左衛門が世話人として境内外の清掃に努め、翌年9月8日の大祭執行に当っては青年団員及び氏子一同が大清掃をし、奉納余興・草相撲・掛芝居等があり、年2度の祭典が盛大に行われた。大正6年に至り村社設立・社殿新築造営の議が熟し、世話人も3名が増員され着々と準備が進み大正10年現在地に社殿が新築され同14年神殿が造営された。昭和3年3月村社昇格の許可があり、総代8名を全村区域から選任し、同時に専任の社掌が置かれた。昭和19年5月27日郷社に列した。
【所在地】
〒074-0141 深川市多度志町字タドシ164番地
電話 0164-27-2316
【例祭日】
9月8日
【祭神】
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
【旧社格】
郷社

社号標の裏面には公立多度志消防組とあり団員?の名前が刻まれています。

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 一ノ鳥居は軟石鳥居で裏面には昭和5年8月建立と刻まれています

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手水舎 手水石は自然石を使った趣のあるもの

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狛犬(大正10年9月建立)ちょっと小ぶりだが顔の表情が良いですね。

札幌の人が奉納で石工も札幌の人(何処かの狛犬の模倣だと思うが、結構やるな札幌の石工も)

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カメラの花形レンズフードを、西当別神社の拝殿の中に落としてしまったので、西日にはちょっと弱いのですが光の玉が却って良い雰囲気に撮れましたね。

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となりには立派な神輿殿があります

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右側にある立派な忠霊塔(昭和31年8月建立)

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左側にある境内社の金比羅宮

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御朱印

本務社の大國神社で御朱印を受けました。

初穂料は300円を納めさせて頂きました。

御朱印ありがとうございました。

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