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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】久遠郡せたな町大成区 太田神社

太田神社(おおたじんじゃ)は、北海道久遠郡せたな町大成区太田17番地にある神社で旧社格は村社。例祭日は6月28日。猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)が祀られています。

 本殿と拝殿の2箇所に分かれていて、本殿は断崖絶壁の太田山(標高485m)の洞穴に祠があります。創立は嘉永年間(1441~1443)といわれ、1454年(亨徳3年)武田信廣が太田に上陸した際に太田大権現の尊号を賜ったといわれています。航海の安全と霊神の加護として信仰され、道南五大霊場の一つです。

 太田地区の地名由来はアイヌ語で「モ・オタ〈mo-ota〉(小さい・砂浜)」と言われています。松前藩の所領であってオオタ場所が開かれアイヌとの交易を行っていました。

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大正6年測図地形図

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太田神社

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 嘉吉年間(1441~1443)の創建と伝えられる。享徳3年(1454)若狭国から渡米した武田信廣公が太田に上陸した際に太田権現の尊号を贈る。宝永元年(1704)越前国正光寺の僧空念が太田山に参詣し観音経を奉納、文政元年(1818)洞窟内に小祠が建立され銅製の不動明王ほか2神が奉斎された。更に文政10年にはある僧が太田に来村し大和国吉野蔵王権現の事跡を写して銅製の不動尊像を併せて祀り太田権現として小祠を建立している。天保12年(1841)太田山に大日堂が建立され、嘉永元年(1848)頃には山僧宗倹(定山法印)が別当として居住する。慶応3年(1871)太田山麓に拝殿が造営され大日如来が安置される。明治5年に太田権現の仏像仏具を廃し太田神社と改称し猿田彦大神を祀る。明治9年には村社に列せられる。明治27年、拝殿を改築し拝殿前面に社務所を新築する。これまでに崇敬者により写経や仏像などが多数寄進されていたが、大正11年、洞窟内に参籠していた修験者の失火が原因で本殿が焼失、この時貴重な資料や円空仏も灰燼に帰してしまった。翌12年本殿階段を修繕するが、大正14年、大時化《しけ》のため階段が破損流失する。昭和12年本殿の階段の修繕、大鳥居の建替えが行われる。同38年開発道路工事のため拝殿と社務所を新たに造営、50年には女人遙拝堂を、翌年には本殿を改築している。
【所在地】
〒043-0501 久遠郡せたな町大成区太田17番地
電話 01398-4-5152 
【例祭日】
6月28日
【祭神】
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
【旧社格】
村社

本殿

断崖に向かって延々と続く急勾配の階段は、ピクニック気分での参拝を拒みますね。登る気持ちなどサラサラなく別場所にある拝殿で参拝してきました。

 

拝殿から見た本殿の断崖

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社号標は太田山神社となってますが、奉納者が太田山神社としてしまったので直すわけにも行かずゴニョゴニョ(宮司さん談)

正式名称は太田神社です。

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日本海の潮風&風雪に晒された狛犬は角が取れて丸くなっています

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冷たい沢水がパイプと伝って出てきています。

手水の代わりですね。

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檜山振興局HPからの写真です。

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洞穴内の小洞(本殿)

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Wikipediaにある写真

最後は鎖場で洞穴まで登ります。

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拝殿

トンネルを抜けてすぐ左に入った、昔の道道740号北檜山大成線脇にあります。

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(´(ェ)`)ガオー 熊だって歩きやすい所を歩くんで当然ですね。

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トンネル脇に本殿にあったとされる円空仏などが、資料がないので復元とは行かないけど、こんなもんだろうって作ったやつが設置されています。

ちなみに本殿にあったこれらは、大正11年の失火で本殿もろとも消失しました。(どっかのアホな修験行者が起こした火事)

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御朱印

拝殿そばには整備された駐車場があり、トイレも設置されています。

御朱印は、久遠神社で頂けます。

初穂料は300円。

8/16参拝ですけど日付が。。。そこはそれ程重要視していないのでOKですけど、久遠神社の御朱印も同様なんだよなあ。

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www.moiwa-orosi.com

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