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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】檜山郡上ノ国町 上ノ國八幡宮(上ノ國三社)

上ノ國八幡宮(かみのくにはちまんぐう)は北海道檜山郡上ノ国町字上ノ国238番地にある神社で旧社格は郷社。御祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、火産霊命(ほむすびのみこと)、大鷦鷯命(おほささぎのみこと)、大山祇命(おおやまつみのみこと)、倉稲魂命(うがのみたまのみこと) で例祭日は9月15日。

文明5年(1473)武田信広が勝山館内に館神として創建した社で上ノ国三社のうちの一つ。(上ノ國八幡宮、夷王山神社、砂館神社) 本殿は元禄12年(1699)の建立で北海道内に現存する神社建築では最古になります。
明治9年現在地に本殿を遷し、伝説大蔵鰊の若宮社を合祀しています。
松前家13代道広、14代章広の書が社宝として伝えられているほか、福井特産笏谷石製の狛犬が社殿奥深く祭神を護っています。

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上ノ国町

 上ノ国(かみのくに)は中世の初期から和人が定住していた場所であり、鎌倉時代以降の蝦夷地の支配者であった安東氏が、その影響力を高めるために渡島半島各地に館(たて)と呼ばれる砦を12箇所築き(道南十二館)、函館周辺は下之国、檜山地方は上之国と呼ばれたことが町名の由来となっています。

 この頃の上ノ国は箱館、松前とともに蝦夷地を代表する交易港であり、十二館の一つである花沢館(館主・蠣崎季繁)は上之国の中心拠点としての役割を持っていました。

 1456年(康正2年)に箱館志苔館付近でアイヌの蜂起があり、翌年大規模蜂起に繋がったコシャマインの戦いで、十二館は続々と陥落しますが茂別館、花沢館の2館が持ちこたえ花沢館主・蠣崎季繁の客将であった武田信広がコシャマイン父子を討ち取り平定しました。信広はこれを機に蠣崎家を継ぎ、花沢館の近傍に勝山館、洲崎館を築き上ノ国は蠣崎氏による蝦夷地支配の拠点となります。

 その後、1514年(永正11年)二代の光広は松前大館に本拠を移し、勝山館には城代を置きます。その後も上ノ国は檜山地域の政治・経済・軍事の中心であったが、江戸時代に入った1678年(延宝6年)江差に檜山番所が作られると拠点機能も江差へと移り、上ノ国の役割は次第に小さくなっていきました。

上ノ國八幡宮

以下は、北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 当社の御創建は、文明5年(1473)松前藩始祖「武田信廣」公が勝山舘(現国指定史跡「勝山舘」跡)に守護神として創祀、舘神(舘神八幡宮)と称した。永正11年(1514)2代光廣が大館(松前)に本拠を移し5代慶廣の時豊臣秀吉・徳川家康によって蝦夷島主と認められ、安東氏より独立するに至り、姓を松前と改め後に江戸幕府下の1藩として位置した。上ノ国は、藩祖草創の地として藩主の直領とされ当社は上ノ国三社「現・夷王山神社、砂館神社と併せて上ノ国三社という」の一社で、松前藩の崇敬殊に厚く、他2社と共に歴代藩主は1代に1度必ず参詣し、毎年正月には藩主名代が代参する慣しであった。現本殿は元禄12年(1699)建立の一間社流れ造り(一部彩色)の本殿を明治時代に勝山舘より遷し伝説「大蔵鰊」の若宮社他を合祀している。社殿には松前13代道廣公、14代章廣公の書が、又室町様式の狛犬が幣殿奥深く往時のままに御祭神を護っている。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
若宮社 大鷦鷯命 慶長3年創祀 明治9年合祀・滝廼社 火産霊命 慶長4年再建 明治28年合祀・神明社 天照大御神 正徳3年創祀 明治28年合祀・山神社 大山祇神 文禄3年創祀 大正元年合祀
【所在地】
〒049-0612 檜山郡上ノ国町字上ノ国238番地
電話 01395-5-2065 
【例祭日】
9月15日
【祭神】
誉田別命(ほんだわけのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
火産霊命(ほむすびのみこと)
大鷦鷯命(おほささぎのみこと)
大山祇命(おおやまつみのみこと)
倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
【旧社格】
郷社

【社宝等】
狛犬、本殿(町指定・明和7年)、12代藩主の書(町指定)、13代藩主の書(町指定)

【特殊神事】
神楽(松前神楽群)、祭礼行列(徒土行列)
【境内外末社】
夷王山神社(いおうざんじんじゃ)・厳島神社・西宮神社
【その他】
境内地は国指定史跡

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左隣には重要文化財旧笹浪家

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おなじみの水準点

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一ノ鳥居

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二ノ鳥居

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手水舎

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なかなか興味深い灯籠 左:下から亀・下り龍・鷲 右:下から鶴・昇り龍・鷲

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狛犬(明治31年5月)

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大正4年御即位記念碑と大典記念碑

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御朱印

国道を挟んで海側に、ちゃんと駐車場が上ノ国町により整備されてますのでそこに駐車します。

上ノ国八幡宮前駐車場(写真は上ノ国町HPから)

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境内右側に社務所がありますのでそこで頂きました。久しぶりの御朱印待ちがありました。待っている間に奥様から冷たい麦茶を提供して頂きとても嬉しかったです。武田菱の入ったお菓子もありがとうございます。

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初穂料は300円。シンプルな御朱印です。

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追記2021/08/01

用事があって近くまで来たついでに参拝し御朱印いただきました。

ハンコが新しくなっていましたね。

初穂料はお気持ちでという事なので、300円を専用箱に収めさせていただきました。

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お菓子ありがとうございます。

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