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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

【御朱印】石狩市厚田区 厚田神社

厚田神社(あつたじんじゃ)は、石狩市厚田区厚田1-14にある神社で旧社格は村社。1926年(大正15年)神饌幣帛料供進神社(しんせんへいはくりょうきょうしんじんじゃ)に指定されました。御祭神は保食神(うけもちのかみ) で例祭日は7月21日。

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旧厚田村

 旧厚田村(あつたむら)は、北海道石狩支庁北部にあった厚田郡に所属していた村で、村名の由来は、アイヌ語の at-ta アッタ(オヒョウニレの樹皮・採る)に因む。(オヒョウニレの樹皮はアイヌの服飾原料・繊維として重要であった)

 厚田村は、日本海沿岸に位置するため北海道では開拓が早く、1600年代からニシンなどの漁場として開かれ、江戸時代には松前藩によってアツタ場所が開かれていました。

1848年(嘉永元年) 厚田神社が創建される。

1857年(安政3年)5月、八幡神社が創建される。

1869年 北海道11国86郡が置かれた際、石狩国厚田郡が置かれた。

1902年4月1日 厚田郡厚田村、別狩村(べつかり)、小谷村(こたに)、押琴村(おしこと)、古潭村(こたん)、安瀬村(やすそけ)、濃昼村(ごきびる)が合併、二級町村制施行、厚田郡厚田村。

1907年4月1日 厚田郡望来村(もうらい)と新設合併し、一級町村制施行。

2005年10月1日、浜益村と共に石狩市へ編入され、厚田村区域は、石狩市の地域自治区「厚田区」となった。

厚田神社

以下は北海道神社庁サイトから。

【由緒】
 嘉永元年(1848)5月村民協議の上創立、惟神の大道に遵い普く同胞をして神恩を奉謝し神徳を奉体せしめ淳厚なる民風を作興し以て世界人類の福祉に寄与することを目的とする。明治36年2月17日付本殿改築の件を出願し、明治37年2月22日札第893号を以て許可。明治38年10月落成を届け出る。大正15年8月5日付を以て神饌幣帛料供進神社に指定される。同日付村社に列格。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
稲荷神社 保食神 明治8年創祀 明治45年4月15日合祀・安瀬神社 保食神 天保元年創祀 明治45年2月3日合祀
【所在地】
〒061-3601 石狩市厚田区厚田1番地
電話 0133-78-2417 
【例祭日】
7月21日
【祭神】
保食神(うけもちのかみ)
【旧社格】

村社 

厚田神社(北海道神社庁サイト)

左:大正5年測図地形図 右:現在

神社前の道路は旧街道だったのですね。

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コンパクトな神社ですね。

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神社前には直心館之碑があります。

・撃剣道場 直心館之碑
明治25年、直心影流剣士牧田重勝によって撃剣道場直心館が開設された。重勝は白河藩士(福島県)で、明治11年を西南事件に巡査を率いて鹿児島に出張。同14年北海道集治監の看守となる。同22年厚田に招かれ、同43年まで若者に剣術を指導した。厚田がニシンで潤い、多くの文化や風習が本州から入ってきたことが窺われる。

いしかり市民カレッジ 第2回 「『厚田』地区の碑と歴史の痕跡を訪ねて」から抜粋

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御神木?

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・石段・石畳一式
厚田の大富豪佐藤松太郎、ヨシ子ご夫婦が石段を献納した。

いしかり市民カレッジ 第2回 「『厚田』地区の碑と歴史の痕跡を訪ねて」から抜粋

石狩ファイル/0074厚田の著名人(4)佐藤松太郎

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・豊漁記念碑
明治24年、ニシン五万石の大漁を記念して建てられた。五万石は37,500トンで、金額にして約375億円の生産高となる。

いしかり市民カレッジ 第2回 「『厚田』地区の碑と歴史の痕跡を訪ねて」から抜粋

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痛みが激しいのか上部が撤去された石灯籠

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狛犬も日本海からの風雪によって侵食されてきてます

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新しい手水鉢

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後ろには撤去された石灯籠の上部ですね。

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見上げると素敵な彫物があります

風雪によってこれ以上酷くならないように樹脂を塗ってほしいものです。

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御朱印

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駐車場はありませんので路駐工夫しました。

社務所というか宮司さん宅が先にありますので、必ず電話連絡の上行くことを強くおすすめします。

初穂料は言われませんでしたが、300円を収めさせて戴きました。

追記:その後、残念ながら平成30年10月に宮司さん亡くなったとの情報いただきました。現在、御朱印対応はどうなっているのか不明と言う事をお知らせいたします。

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www.moiwa-orosi.com

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