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藻岩颪に豊河の流れ。

名前:べえべえ 生息地:ほっかいどうでっかいどうはいどうどう 最近ちょっとお疲れ気味。

豊浦町のSL保存機 D51 953(旧胆振縦貫鉄道 D5104) ギースル・エジェクタ煙突の珍しい一両

仕事で道南まで移動する途中に、時間的余裕もあり立ち寄りました。豊浦町中央公民館にあるのは、何年も前から知っていましたが通りがかるだけでした。

何やらいつの間にかキレイになってます。塗装し直したのですね。

以下はwikiから

旧胆振縦貫鉄道 D5104は、私鉄(胆振縦貫鉄道)が鉄道省D51形同等機を新造した唯一の事例でD5101 - D5104が汽車製造(製造番号2021 - 2023・2234)、D5105が日立製作所(製造番号1785)で、いずれも同時期の省鉄向けに準じた仕様で竣工しており、形態も標準形と同様である。軌道の状況から、鉄道省のものより1t重量が軽減されているが、それでも33km/hの速度制限を受けたという。戦時買収国有化後はD51形(D51950 - D51954)に編入されました。

廃車後953は豊浦町の公園に、954は富良野市文化会館に保存展示されています。

 

D51 953(旧胆振縦貫鉄道 D5104)

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煙突形状がギースル式誘導通風装置(ギースル・エジェクタ)という形になってます。

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ギースル・エジェクタとは

オーストリアの工科大学教授だったアドルフ・ギースル・ギースリンゲンが開発した煙突装置で、煙突内に一列に配置されたブラスト管が排出量によって可変調整して効率よくしたものです。

通常の煙突は円筒形ですが前後に長い長円形で横から見ると逆台形みたいになってます。

従来の煙突に比べて燃焼効率を高めることができ、それによって蒸気温度を上げ、消費する石炭の量を減らして牽引力を上げ、火の粉を減らす効果がある。実験では9~15%ほどの石炭の節約効果が確認されたそうです。

 

室蘭民報ニュースによると道内外の有志により今年の9月に5年振りに修繕したみたいで、23日には汽笛の吹鳴や運転室の開放などのイベントなどもありました。

その時の動画公開された方が居たので紹介。

youtu.be

 

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